9日、ドラフト4位・星野大地投手が、右肘側副靱帯(じんたい)損傷と診断されたことを発表した。16日に群馬県内の病院で手術を受ける予定で、キャッチボール再開まで約5カ月かかる見込み。新人合同自主トレ初日に、ショッキングな発表となった。
年末に実施したメディカルチェックで、負傷していることが分かった。星野投手は「生活する分には何も問題がなかった」と話し、けがが判明するまでは自覚症状もなかったと説明した。
星野投手は右投げ右打ち。最速145km/hの直球を主体に、カーブ、スライダー、フォークを投げ分ける投球が持ち味だが、プロ生活のスタート前につまずく形となった。この日はランニングなどは通常通りこなしたが、それ以外は別メニューで調整した。「自分のケアのミスでもあったけど、落ち込んでも仕方がない。今年は体づくりに専念する年と前向きに考えたい」と自らに言い聞かせた。
術後約1週間の入院を経て退院し、福岡・西戸崎合宿所でリハビリを開始する予定だ。
(提供:日刊スポーツ新聞西日本)