
自主トレメニューを念入りにチェックする甲藤投手

西戸崎のブルペンで1人黙々と汗を流す甲藤投手

金沢投手(左)と談笑する甲藤投手
今季も「会いた甲藤♪」でAKB人気を超える!ホークス甲藤啓介投手が、マウンドへの登場曲でAKB48の曲を使用する考えを明かした。
「みんなが喜んでくれるなら変えません。(AKBの)新曲にしてもいいですけど」
65試合に登板し大ブレークした昨季途中からチームメートの薦めでAKB48の「会いたかった」を使用している。武骨な男は決してアイドルマニアではない。「恥ずかしい」と言いながらも継続を決めたのは、リーグ連覇につながると信じているからだ。
チーム内ではいわゆる「いじられキャラ」。ブルペンに待機する救援陣は「甲藤がいることでなごむ」と口をそろえる。雰囲気づくりのために、今季もいじられキャラに徹するつもりだ。
本業でも、昨季以上の活躍に向けて準備は着々だ。西戸崎室内練習場でキャッチボールや体幹強化などのトレーニング。変化球の握りが打者からわかりやすいとされる膨張色のグラブから、黒色のグラブに変更することも決めた。「とにかく今季も頑張るだけですよ」。
登板65試合で無敗だった男。勝利の方程式「SBM48」は、背番号48の甲藤投手抜きには成立しない。