2011/01/24 (月)

大隣投手、カブレラ選手に助言求める

大隣憲司投手が、新加入するカブレラ選手に助言を求めて「1発病」を克服する。

「カブレラが(自分を)どういう風に見ていたのかとか話しができればいい。(オリックスが)チームとして徹底していたことがあるのかとかも。自分にとってヒントになることは多いと思うんで」

杉内俊哉投手、和田毅投手に次ぐ存在となるために「配給王」のイメージを拭い去る。2009年5月のロッテ戦では、リーグタイ記録となる1試合5被弾を記録。昨季も8月のオリックス戦で、味方が一挙5得点で逆転してくれた直後にカブレラ選手に満塁弾を浴びた。大砲にはその前の打席でもソロを浴びており、勝ちゲームがまさかの延長12回引き分け。秋山幸二監督をあきれさせた。自身にとっては忘れたい悪夢。それでも、信頼される投手となるために憎かった大砲の懐に飛び込む。

「カブレラはうちに来るからいいけど、山崎武さんとか苦手な人もいるんで」

楽天山崎武選手には、2009年に3度の対戦で3被弾。カブレラ選手から自身の弱点を聞き出し、各球団の大砲への攻め方を徹底的に研究するつもりだ。自身の過去3年間の被本塁打率の平均は1.07で、エース杉内投手は0.65。「3本目の柱」となるためには、被弾数減は最重要課題となる。

秋季キャンプでは、ほぼ皆勤でブルペン投球を行った。母校近大で行っていた自主トレでも、すでに2度ブルペン入り。

「春も、投げて投げてになると思うけど、意味のある投球練習をしたい」

「カブ先生」の授業を受けて、3年ぶりの2ケタ勝利を目指す。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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