グアム自主トレから帰国した松中選手(中央)。右は長男大輝君
松中信彦選手が27日、福岡空港着の航空機で自主トレ先のグアムから帰国した。約3週間、体をいじめ抜いたベテランは日焼けした顔に充実の笑みを浮かべて言った。「100点に近いデキ。野球ができるという点で昨年とはまったく違う。厳しいトレーニングを向こうで、できたのは大きかった」。
2月1日からの宮崎キャンプではA組(1軍)スタートが決定。26日に立花義家打撃コーチは「ベテランには調整の仕方を任せる」と話していたが、オレ流調整は"拒否"。初日からフリー打撃にも入る。「せっかく練習してきたのだから(キャンプ)初日から打っていきたい。若手と同じメニューをこなすつもり」。
まずはオープン戦の開幕から全17試合に出場し、結果を出す。背番号3の逆襲が、いよいよ本格的に始まる。