
自主トレ先のアリゾナから真っ黒に日焼けして帰国した小久保選手
今季も鬼キャプテンだ!米国アリゾナ州で自主トレしていたホークス小久保裕紀選手が帰国早々、丸刈りの大場翔太投手へカミナリだ。20時間の移動で27日、福岡入り。機内で和田毅投手の自主トレについていった大場投手が、遅刻で丸刈りとなったことを知った。
「疲れている中でスポーツ新聞見て、疲れが倍増した。大場はまた和田の自主トレでも何かしたんか。(必勝祈願で集まる)29日にしばきます」
歯に衣(きぬ)着せぬ男らしく、いきなりの説教宣言だ。
もちろん、ジョークを交えてのもの。すぐに笑顔に戻ったように、順調な自主トレを送ってきた。
体重は出発前から5kg増で92kg。福岡を旅立つときに履いていたデニムは「ピチピチになったわ。(帰国の)前の日に履いたら、入らなかったくらい」。すでにティー打撃では全力で打つまで仕上げてきた。
「思ったよりも仕上げが早かった。最後は余裕があったくらい」
カブレラ選手や内川聖一選手の補強でプロ18年目のベテランといえど競争必至。身体的に戦う準備が整ったからこそ、主将の辛口コメントも出たに違いない。