2011/01/30 (日)

ホークス春季キャンプは予定通り宮崎で

必勝祈願に訪れた、左から攝津投手、本多選手、川崎選手、馬原投手、松田選手ら
必勝祈願に訪れた、左から攝津投手、本多選手、川崎選手、馬原投手、松田選手ら

鏡割りの式典であいさつをする王会長
鏡割りの式典であいさつをする王会長

がんばろう宮崎だ。ホークスは2月1日から始まる春季キャンプを予定通り宮崎市・生目の杜運動公園で行う。筥崎宮で必勝祈願をした秋山幸二監督が2500人の前できっぱりと話した。

「2月1日から宮崎でやります。元気な姿を見てもらって宮崎の方に勇気を与えたい。宮崎の方に、みなさんにも来てもらいたい」

宮崎は現在、鳥インフルエンザや霧島連山新燃岳の噴火などの災害に見舞われている。新燃岳噴火の影響で宮崎自動車道は一部通行止めとなり、28日には宮崎空港が一時閉鎖された。

球団は飛行機が欠航になった場合に備え急きょ空路以外のバスでの移動、列車とバスの乗り継ぎなどを検討。最終的には明日31日午前10時の飛行機の運航状況で移動手段を判断する。

「キャンプはもちろん宮崎です。苦労するのは移動だけだと思います」

降灰などの影響も考えられるが笠井和彦オーナー代行は支障はないという考えを示した。2004年からキャンプ地として世話になるなじみの深い土地だけに、苦境に直面した地元の人に恩返ししたい気持ちもある。

「元気に走り回る姿を見てもらって、勇気を与えたいですね」

王貞治球団会長が選手の奮起を促し、選手会長の川崎宗則選手も「選手会として何か考えたい」と地元のためにひと肌脱ぐ考え。まずは例年通りの球春を宮崎に届け、楽しみにしているファンに元気な姿を見せる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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