
和田毅投手が、細川亨選手との初コラボ練習で、課題の西武打線封じへ手応えをつかんだ。 「まだ、さわりのところ。細川さんが(西武打線の)全員の特徴を知っているのは心強い」
昨季17勝のMVPサウスポーも、西武戦に限っては苦労の連続。西武戦5試合登板で1勝4敗。獅子にシーズン勝ち越したのは、過去8年間で03年(5勝1敗)の1度のみ。キャンプ前に訪れた獅子情報の入手機会に笑顔の連続だ。話は球場の特色まで及んだ。西武ドームは昨年チームが2勝10敗と大負け。自身も同球場で1勝2敗と負け越したが、投手陣の代表として打ち込まれた敵地データをチェックした様子。
「暑かったりとか、風が強くてボールが飛んだりするらしいです。細川さんだから、知っていること。(存在は)ホークスにとって大きいと思う」
本格的な各球団のデータ分析はキャンプ以降。それでも、今後は新チームメート細川選手の存在で、いつでも獅子情報がゲットできる。
「バッテリー組む可能性があるから、これからも話していきたいですね」
西武の話題に花を咲かせ、今季こそはお得意さまにしてみせる。