内川聖一選手が走塁革命だ!全体メニューでの走塁練習。同組だった柴原洋選手、川崎宗則選手、本多雄一選手が引き揚げる中、ひとりグラウンドに残った。フリー打撃のタイミングに合わせ、大石大二郎ヘッドコーチのマンツーマン指導のもと、二塁走者としてのスタートの切り方を繰り返した。
内川選手「(打者の)インパクトに合わせる方法が、これまでと違っていた。違う感覚だったので、こればかりは、しっかり回数をこなしていくしかないです。」
機動力が武器の秋山野球が、いよいよ新戦力に注入され始めた。内川選手は、08年に右打者最高打率(3割7分8厘)をマークし、昨年まで3年連続打率3割をクリアするヒットマン。だが、得点は安打量産の08年以降でも83→65→75と大台100に乗っていない。もちろん、後続打者との兼ね合いがある。だが、二塁走者としてワンヒットで本塁生還する確率が高まれば、首脳陣は100得点オーバーも夢ではないと見ている。
順調にいけば3番起用が有力。安打製造器の内川選手の走力アップは、打線の脅威を倍増させるに違いない。
大石ヘッドコーチ「(指導はスタートの)タイミングの取り方ですよ。」
ホークスは、昨年リーグトップのチーム148盗塁が物語るように走塁意識が高い。内川選手は連日個人練習でも黙々とサブグラウンドで走っている。今季はバットだけでなく、内川選手の走塁にも注目だ。
関連リンク > 、 、 、 、
(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
一覧へ戻る