2011/02/09 (水)

和田投手、カーブで仕留める!

ブルペンで力強く投げ込む和田投手
ブルペンで力強く投げ込む和田投手

ブルペンで和田投手(背中)に声をかける日刊スポーツ評論家の小宮山氏。中央は武田臨時コーチ
ブルペンで和田投手(背中)に声をかける日刊スポーツ評論家の小宮山氏。中央は武田臨時コーチ

カーブで仕留める!和田毅投手が8日、カーブを決め球で使うことを宣言した。宮崎キャンプを訪問した日刊スポーツ評論家の小宮山悟氏が見守る中、カーブ、スライダーなどを交え、ブルペンで63球を投げ込んだ。早大の先輩として慕う小宮山氏に「(カーブが)昨年より落ちるようになったでしょ」と話しかけるなど、手応えいっぱいのブルペンだった。

和田投手「キャンプの疲れもあって、直球はあまり走ってなかった。もっといいところを小宮山さんに見せたかったな。でも、変化球はうまくコントロールできた。カーブを(カウントで)追い込んでからも、投げられるように磨いていきたい。」

小宮山氏からはカーブについて「まだ未完成」という評価を受けた。今後は実戦で出し惜しみすることなく、投げていくことも提言された。

小宮山氏「和田のカーブはまだカウント稼ぎで使えるレベル。紅白戦、オープン戦で、どれだけ打者に投げられるか。そこで感覚を覚えて、勝負球にしてほしい。ブルペンでは見栄えしないが、彼はあらゆることを駆使して打者を抑えるタイプ。まあ、活躍することは間違いない。もっと上を目指す上で、球種は多い方がいい。」

小宮山氏が現役時代の04年から「カーブを覚えた方がいい」と、和田投手は助言を受けていたという。切れ味抜群のスライダーに加え、打者のタイミングを外すカーブを覚えれば、鬼に金棒。20勝も沢村賞も見えてくる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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