
打撃投手として松中選手に投げ込む攝津投手

気温が下がり、ついついたき火に手をやる松中選手(右)多村選手(左)らホークスナイン
松中信彦選手が、攝津正投手打ちで好調をアピールだ。フリー打撃で対戦。31球のうち、20スイング。ライナー性の打球を9本飛ばした。
「ライナー性の当たりも打てていたし、よかったと思う。この(強い)風なので」
持ち味は強烈なスピンをかけての放物線だが、この日は低弾道の当たりが目立った。強風の中での打撃練習。風に左右されないよう、あえて低い打球を打つことを心がけ、打撃の状態をチェック。右中間、左中間に打ち分けるバットコントロールも見せつけた。
直球だけの対戦とはいえ、相手は2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝いた右腕。今季にかける松中選手の意気込みが表れるように、強い打球の連続。左翼のポジションは内川聖一選手との争いだけに、紅白戦、オープン戦で結果を残すため、近年にない早さで仕上げている。実戦が進むにつれ、背番号3の存在感が大きくなりそうだ。