2011/02/13 (日)

小久保選手とカブレラ選手、激しく火花散らす

投内連係プレーで一塁ベースカバーの投手にトスする小久保選手
投内連係プレーで一塁ベースカバーの投手にトスする小久保選手

寒さに顔を隠してグラウンド入りするカブレラ選手に声をかける秋山監督
寒さに顔を隠してグラウンド入りするカブレラ選手に声をかける秋山監督

2.26、不惑バトルのゴングが鳴る。一塁を争う小久保裕紀選手とカブレラ選手が12日、ともに2月26日のオープン戦初戦(対広島、ヤフードーム)に出場することを予告した。あわせて745発、今年40歳によるベテラン同士が、激しく火花を散らす。

今季40歳となる不惑対決のゴングが、オープン戦が開幕する2.26に鳴る。一塁を争う小久保選手とカブレラ選手が、そろって出場する意思を示した。

小久保選手「紅白戦も普通に出ますよ。元気ですから。(オープン戦は)福岡に帰ってからの試合(26日)に出ます。」

カブレラ選手「試合は福岡での試合(26日)に出たいと思っている。」

現時点で一塁の最有力は小久保選手。カブレラ選手はDHにまわる可能性が高いが、競争相手であるのは間違いない。カブレラ選手は前日同様、この日も腰に張りがあるため、全体練習メニューを外れた。打撃練習は2日間だけだが、守備は3日間控えている。ただ、筋力トレなどは行っており、13日には室内練習場でマシン打撃を再開する方向だ。

カブレラ選手「明日(13日)は1時間くらい打ちたい。3月25日の開幕戦には万全の体調で試合に出たいと思っている。」

次クール(15~17日)の紅白戦2試合は参加しないが、体調が戻り、寒波による冷え込みが収まれば、一気にペースを上げる可能性がある。グラブさばきには定評があり、守備力も侮れない。

小久保選手は一足早く実戦調整に突入する。宮崎キャンプ中に行われる4試合の紅白戦に出場予定。シートノックや投内連係プレーでも、例年通り他の野手や投手陣に声をかける姿が目立っており、守備位置争いで負けるつもりはない。

399本塁打の小久保選手vs346本塁打のカブレラ選手。大砲2人のバトルは、チーム内競争の象徴だ。練習中には互いに声をかけあっているが、ピリピリとした緊張感が漂う。今季のオープン戦17試合のうち、本拠では11試合。ファンにとっても、どちらが一塁を奪うのか最大の注目だ。

小久保選手が「144試合一塁で出る」と言えば、カブレラ選手も「シーズン通して試合に出る」と1歩も譲らない。ガチンコ勝負の幕が開く。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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