
ケース打撃で送りバントを確実に決める内川選手

ケース打撃で右打ちを決める内川選手
ホークスの新戦力、内川聖一選手がバント&右打ちの教材に指定された。犠打、右打ち、エンドランが指示されるケース打撃。安打製造機が2打席で技をみせた。
走者二塁の1打席目。新垣渚投手の初球をきっちり投前に送りバント成功。2打席目も走者二塁。左腕山田大樹投手の内角に食い込んできた球を流して一ゴロの進塁打だ。
内川選手「自分は全打席本塁打を打てる打者ではない。ああいうことができないと使ってもらえない。最低限のことですから。」
打順は3番が予想される。川崎宗則選手、本多雄一選手の後を打ち、クリーンアップへのつなぎ役だ。大石大二郎ヘッドコーチはヒットメーカー内川選手の技術を他選手も参考にすべきと指摘した。
大石ヘッドコーチ「彼は右打ちもうまい。それができないと、あれだけの結果は残せないですが。バントも上手。バッティングも含めて見習ってほしい。」
選手の中でも内川流が浸透し始めている。本多選手や小久保裕紀選手ら多くの選手が打撃理論を交わしてきた。
小久保選手「内川はバントもうまいし、今日の特打を見てもわかるように右打ちもうまい。中距離打者の手本だよ。練習方法もよく知っている。」
シートノックでは左翼で球を追ったかと思えば、三塁も守った。ケース打撃の守備でも本職レフトだけでなく、センターにも入った。走攻守すべてでチームに最大限の貢献を誓っている。新加入の背番号24がもうホークスに欠かせない選手になっている。