2月15日（火）、春季キャンプは第4クールに突入しました。このクールから紅白戦が開始。いよいよ実戦モードになってきました。

紅白戦初戦で最高のアピールをしたのが立岡宗一郎選手です。今キャンプはプロ初のA組入りを果たした3年目内野手。この日は紅組の「8番二塁手」で出場すると、1打席目に神内靖投手からセンター前ヒット。2打席目は甲藤啓介投手の直球をレフト前に運び、すかさず盗塁も決めました。

「ヒットの内容はまだまだですが、ヒットはヒット（笑）。それよりも盗塁が嬉しかったです。それが僕の持ち味なので」

また、4度の守備機会も無難にこなし、「守備ができないと試合に出られませんからね」と手応えを掴んでいました。

昨季は8月に1軍デビュー。しかし、代走での1試合のみでした。
「今季の目標は開幕1軍。初安打、初盗塁ととにかく初物づくしでいきたいです。明日も2安打打ちます。打ったら、大きな『立岡』コールをよろしくお願いします」

熊本出身の20歳が、ブレイクに向けて気合を入れ直しています。

※15日の天気は晴れ、気温11℃、来場者4,800人