講演後に野球部員と記念撮影に納まる小久保選手

キャンプ最後の休日、小久保裕紀選手が、キャンプ地・生目の杜に程近い宮崎市立大塚中学校を訪れ、全校生徒の皆さんの前で講演を行いました。

鳥インフルエンザや新燃岳の噴火など、最近は暗い話題が多い宮崎。小久保選手は、これからの宮崎を担う中学生へ「悪いことばかりは続かない。希望を持って前に進んで下さい。」と激励。また、自身の座右の銘『一瞬に生きる』に絡め「短い中学時代、一瞬一瞬を後悔のないよう過ごして欲しい」と語りかけました。

講演後は生徒からの質問タイム。「チームをまとめるために心掛けていることは？」という質問に対し「他人に厳しくあるために、まず自身に厳しくなければ」と、高校・大学・ジャイアンツ・そしてホークスの主将をつとめてきた小久保選手ならではのリーダー論を語りました。

野球・ソフトボール部員とのキャッチボールでは、一球投げるごとに小久保選手らしい軽快なトークで指導。さらに素振り実演では、ピンマイクをとおしてバットが空を切る音が響き、700名の生徒を集めた体育館中が、笑いと驚嘆の声で包まれました。

最後に挨拶を終え退場する際には、大勢の生徒が小久保選手をとり囲み、場内大混乱の学園ドラマのようなハプニング！１時間弱の滞在でガッチリ生徒の心をつかんだ小久保先生でした！

小久保選手も「宮崎は今大変だけど、若い子たちの元気で活気づけば。自分もフレッシュな雰囲気の中で気持ちが新たになった。」とキャンプ最終クールを乗り切る元気を与えてもらったようでした。