
休日返上でブルペンに入り投げ込む巽投手
「タツミボール」解禁でローテ争いに食い込む!巽真悟投手が、昨季は封印していた独自の変化球を解禁する。近大時代から投げていた「タツミボール」は揺れながら落ちるチェンジアップ。浅いフォークの握りで親指は軽く触れる程度で投げる独特のボールだ。通常のチェンジアップより打者のタイミングを外す確率が高いが「どちらに落ちるかわからない」という理由で、昨季は封印していた。「あるなら使った方がいいと思ってまた練習している」。
08年ドラフト1位右腕ながら、2年間結果が残せず今キャンプは屈辱のB組入りとなった。ローテ入りへ向けて、まずは早期A組昇格が目標。20日の巨人との2軍練習試合に先発予定で、この日は休日返上で練習を行った。