2月19日（土）より春季キャンプは第5クールに突入。A組は最後のクールとなります。
この日は3度目の紅白戦を行いました。この日、選手たちの中で最も安どの表情を見せたのが内川聖一選手。紅組の「3番レフト」で出場し、3打席目にセンター前へクリーンヒットを放ちました。これが実戦3試合目での初安打。シート打撃を合わせれば14打席でようやく飛び出した快音でした。
「（口では）心配していないと言いつつも、周りが打っている中で自分が打っていないのはキモチ悪かった。これで気分的に楽になったし、ここから（状態は）上がっていくと思います」
この日はキャンプ最後の週末で内野スタンドは超満員。打席に入るときには大きな拍手で迎えられ、ヒットを打てば大歓声が沸き起こりました。
「ありがたいですね。周りの期待も凄く感じます。期待に応えるのは当然だし、周りが思っている以上の活躍をしたいと思うのがプロ野球選手としては当たり前のこと。その気持ちで頑張っていきます」
ここまでのキャンプは順調といいます。「でも、その成果はシーズンに入らないと分からない。ただ、結果が出ると信じて開幕を迎えたいです」と新天地にかける意気込みを話しました。

※19日の天気は晴れ時々曇り、気温12℃、来場者18,000人