春季キャンプは残りわずか。すでに実戦モードの練習が始まっていますが、特に好調が目立っているのが松田宣浩選手です。

2月11日（金・祝）のシート打撃で2011年"チーム第1号"の本塁打を放つと、紅白戦でも15日（火）の初戦で左越えの一発。19日（土）の3戦目では右翼ポール際へ運びました。

今季から試合で導入されるボールは「飛ばない」と言われており、選手たちからは「詰まった時は失速する」「反対方向の本塁打は激減する」との言葉が聞かれました。また、松中信彦選手は「今までは誤魔化しで打てた本塁打もあったけど、今季のボールではそれはムリ」ともいいます。その意味で松田選手の3アーチ、なかでも19日（土）に放ったライトへの一発は驚異的と言っていいでしょう。

「ホームランはたまたまです。でも、もっともっと打っていきたい」と意欲的。ここまでのキャンプについては「しっかり課題を持って（キャンプを）出来ているので良い感じです。残りのキャンプも怪我をせずに、どんどん練習に取り組んでいきたいです」と話しました。

昨季は自己最多の19本塁打を放ちましたが、今季はシーズンフル出場。そして30本塁打にチャレンジです。

※20日の天気は曇り、気温14℃、来場者22,000人