春季キャンプ第5クール4日目の2月22日（火）は、紅白戦は行わずにシートノックやフリー打撃、ケース打撃などの練習を行いました。

このキャンプで「まずはオープン戦に向けた体作りと土台作りをテーマにした」と語ったのは多村仁志選手です。昨季は140試合に出場して打率.324、27本塁打、89打点の成績を残し、チームの三冠王となりました。今季の目標は昨年以上の成績を残すことはもちろん、何より1試合でも多くグラウンドに立つことです。自身初のシーズンフル出場を目指して、しっかりと練習を積み重ねてきました。

「今年はリーグ優勝で終わるのではなく、日本一を達成してファンのみんなと喜びを分かち合いたいです」

また、多村選手はオフにFA権を行使しましたが、ホークスに残留。多くのファンの方々からの声が多村選手の耳にもたくさん届いたといいます。

「もともと残ろうと思っていたし、必然的にこういうこと（残留）になりましたから。福岡の多村ということで、また応援していただければ嬉しいです」

春季キャンプは残り1日。週末からは福岡でオープン戦が始まり、シーズン開幕は着実に近づいています。今後については「実戦感覚とバッティングのキレを掴むこと。しっかりとした形を掴めるようにしっかり調整していきたいと思います」と話しました。

※22日の天気は晴れ、気温15℃、来場者3,500人