オープン戦で8打数無安打の内川聖一選手が阪神戦で巻き返しをはかる。ヤフードームで3試合目となるが、ビジョンに表示される打率は.000のまま。
「受けている感じ。前に出ないまま打っている。ストライクゾーンを作り切れていない感じがします」
4回1死一、三塁のチャンスで併殺に倒れ、6回も走者を一塁に置いて空振り三振。オープン戦は調整段階とはいえ、誰よりも初安打を切望している。
だが内川選手は悲観してはいない。打撃練習では好感触で打っている手応えはある。球をよく見てバットを振り切ることもできている。あとは結果を出すだけ。
「ちょっとした部分なんです。それが一番難しいんですが…。やってみないとわからない。毎日いろいろ考えながらやるしかない」。
昨年は3割2分3厘と得意にしていた阪神戦できっかけをつかめるかもしれない。春の目覚めはすぐそこまできている。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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