2011/03/02 (水)

松田選手、3試合連続安打でオープン戦打率が5割に

6回裏ホークス1死一塁、左中間を破る適時二塁打を放つ松田選手
6回裏ホークス1死一塁、左中間を破る適時二塁打を放つ松田選手

恐怖の下位打線だ!8番三塁で先発した松田宣浩選手が、3試合連続安打で、オープン戦の打率を5割とした。5回、左前安打で先頭打者として出塁。7回1死一塁、中日ネルソン投手の146km/hの外角の直球をフルスイング。左中間を破る適時二塁打を放った。3試合で10打数5安打。まだ本塁打こそ出ていないが、存在感が際立っている。

「いい状態は続いている。8番としての役割を考えている。先頭の時はチャンスメーカーになり、走者がいれば、確実に本塁へ返す。そういう意識を強く持っている」

松田選手の絶好調ぶりが、タカ打線を活性化させている。9番細川亨選手もオープン戦通算4割2分9厘と打撃好調。昨季の3割打者は川崎宗則選手、カブレラ選手、多村仁志選手、内川聖一選手の4人。さらにクリーンアップに松中信彦選手、カブレラ選手、小久保裕紀選手と本塁打のタイトルホルダーが並ぶ看板打線だけに8、9番も好打率を残せば、相手投手は気の抜くところがなくなる。

「いい打者がいっぱいいるんで。チャンスで回ってくることも多くなる。今はまずは確実に安打を打つことを心掛けたい。大きいのは、そのうち出てくると思うんで」

昨季は左手首を骨折し、113試合出場にとどまった。打席ではホームベースから一番離れた後ろに立ち、死球をできるだけ避けるように工夫している。オフは母校亜大で大学生と同じメニューをこなし筋力アップに成功した。今年こそ期待の大砲が花を咲かせる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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