秋山ホークス3年目で新打順が試された。この日の阪神戦で3番に入ったのは、主将小久保裕紀選手だ。小久保選手自身、3番は巨人時代の2004年4月20日横浜戦(東京ドーム)以来、7年ぶりのこと。オープン戦でも2007年のホークス復帰後は3番起用がなく、ホークスの新オーダーとなった。
小久保選手「巨人の時以来。3番はチャンスメークで、後(4番以降)は(走者を)かえすイメージ。」
自ら語ったように、初回2死走者なしでの1打席目は、きっちりと中前安打を放った。ただ、普段とは違う打順で戸惑いもあったようだ。3回は先頭の川崎宗則選手が初球で投ゴロ。2番本多雄一選手が2球目に左飛。計3球で打席を迎えた。
小久保選手「1度も素振りせんと(打席に)いってもうた。そりゃ、打てんわ。」
準備が整わないうちに巡ってきた2打席目は左飛に終わってしまった。
秋山幸二監督は3番に小久保選手を入れた布陣について「いろいろ試しているところ。どの組み合わせがいいかなあって」と説明。この日は阪神先発が左投手の能見投手。サウスポー用布陣としての新たな選択肢が加わったことは確かだ。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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