2011/03/05 (土)

攝津投手、開幕2戦目に先発するプランが浮上

棒を使ったストレッチで体をほぐす攝津投手
棒を使ったストレッチで体をほぐす攝津投手

ホークスに、リリーフから配置転換される攝津正投手が、26日の開幕2戦目、オリックス戦(ヤフードーム)に先発するプランが浮上した。5日のオープン戦・ヤクルト戦(ヤフードーム)で4イニングのテストを受ける。合格すれば、杉内→攝津→和田の左右ジグザグローテが完成する。

攝津投手が、オリックスとの開幕2戦目先発に抜てきされる可能性が出てきた。開幕投手は杉内俊哉投手、第3戦は和田毅投手で内定。2カード目初戦の29日楽天戦(Kスタ宮城)は、ホールトン投手の先発が濃厚。第2戦に左腕山田大樹投手を登板させるプランもあるが、相手の目先を変えるため、左右ジグザグローテを組む可能性が浮上した。

5日のヤクルト戦に先発する。高山郁夫投手コーチは「よほどのアクシデントがない限り4イニングを投げさせる。先発で打たれたからと言って、簡単にリリーフに戻すこともない」と断言。昨季は和田投手が17勝、杉内投手が16勝をあげるなど左腕で先発47勝をあげた一方、右の先発勝利はわずかに11。深刻な右の先発投手不足を補うべく、白羽の矢を立てられた。

「オープン戦から結果を出していきたい」

登板間隔を空けないためにリリーフ登板した2日の中日戦では、4番和田選手、5番グスマン選手、6番ブランコ選手の強打者から3者連続三振。今日対戦するヤクルトには昨季のセ・リーグ首位打者青木選手がいる。同じ左の強打者であるオリックスT-岡田選手、李承■選手らを仮想とするには、十分すぎる対戦相手と言える。

「2巡目で対戦する時がポイント。(青木は)3回に1回は打つ打者。どこまで持つか。スタミナもポイントですね」

バッテリーを組む細川亨選手は「攝津はコントロールがいいので、シンカーだけでなく、すべての球種を決め球に使える。カーブは(西武)涌井に似ている」と話す。セットアッパーだった昨季はシンカーで打ちとる場面が多かったが、先発では相手打者の目も慣れてくる。カーブ、スライダーも駆使し、投球の幅を広げる。

「カーブを決め球にする手応えもある。自分の投球を先発でもやりたい」

攝津投手が右のエースとして、開幕ダッシュの原動力になる。

※■は火へんに華
関連リンク > 、 、 、 、 、 、
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:日刊スポーツ新聞西日本

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 攝津投手、開幕2戦目に先発するプランが浮上