2011/03/07 (月)

和田投手、不調でもツボを抑えたピッチング

和田毅投手が、内定している開幕3戦目(27日、オリックス戦)登板へ、順調にステップを踏んだ。ヤクルト戦に先発して、4回5安打1失点。3者凡退のイニングがなく、序盤3回はいずれも出塁を許すなど不調だったが、それも計算済みのマウンドだった。

和田投手「悪かったですね。今は体を追い込んでいる時期。シーズン中もいつもが万全ではないので、悪いなりに切り替えて投げた。この時期の試合のために体調を合わせることはしない。」

背番号21は、あくまでシーズンを見据えている。特に変化球が高めに浮いたシーンが目立ったが、要所を低めの直球で抑えるなどツボを抑えたピッチング。4回2死二、三塁でも川島慶選手を低めの真っすぐで中飛に仕留めて乗り切った。秋山幸二監督も「和田は本調子でなくてもできるからね。(調整は)任せて大丈夫」と絶大の信頼を寄せている。

和田投手「次は100球、6~7イニングを投げたい。」

不調でも直球で2つ、スライダーで2つの空振り三振を奪った。今後は中6日で2試合オープン戦登板し、シーズンに備える。好調のピークを、本番にピタリ合わせるだけだ。
関連リンク > 、
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:日刊スポーツ新聞西日本

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 和田投手、不調でもツボを抑えたピッチング