多村仁志選手が15日、自宅のある横浜へ支援に向かった。この日チームはヤフードームで全体練習を行ったが、前日14日の広島との実戦練習で死球を受けたこともあり練習には不参加。午前中に首脳陣にあいさつを行うと、昼すぎの航空機で夫人と3女が暮らす横浜へ向かった。
「横浜にいる家族の事が心配なので帰ります。(スーパーなどの)棚にも食料が何もない状況らしい。持っていって、近所の人にも配りたいと思っている」
家族との電話で、自宅の周辺でも食料や懐中電灯が不足していることを伝え聞いた。前日の夜には福岡市内のホームセンターで懐中電灯やランタンなどを探しまわり、食料とともに横浜へ配送。16日は全体練習が行われないこともあり、愛する家族のもとへ急いで向かった。
また厚木と福岡と熊本にある自身の3つの後援会に、被災地のための募金活動を始めてもらうことも依頼した。チーム内では他にも選手会長の川崎宗則選手が、選手会としての支援を球団と話し合った。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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