
練習の合間に高山投手コーチ(右)と話す杉内投手
杉内俊哉投手が、開幕延期を冷静に受けとめた。18日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)先発に備え、神戸へ移動した。本来ならば、きょうの登板後、中6日で25日に2年連続の開幕マウンドに向かうはずだった。再度の調整を余儀なくされることになったが、エースは被災者の気持ちも思いやり、全く問題がないことを強調した。
「(今後の調整日程は)まだ話していない。投げるべきところで投げるよ。調整はできるから問題ない」
ここまで開幕戦に合わせて中6日で調整を行ってきたが、今後は4月12日の開幕戦登板に合わせて調整していくことになる。練習試合の日程にもよるが、2軍戦を利用して開幕に備える可能性もある。緊急事態ではあるが、万全の状態で2年連続の開幕マウンドに登るため、エースとして気持ちを仕切り直す。