2011/10/01 (土)
選手

秋山監督、小久保選手、川崎選手、和田投手が共同会見に出席。川崎選手「目の前の試合を全力で戦ってきた」

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秋山監督、小久保選手、川崎選手、和田投手が
優勝共同会見に臨みました。

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東京都立川市内の選手宿舎にて秋山幸二監督、主将の小久保裕紀選手、選手会長の川崎宗則選、先発として投手陣を引っ張った和田毅投手の4人が優勝共同会見を行いました。

はじめにマイクを握った秋山監督は、優勝を改めて振り返り「ホッとしているのが一番ですが、もう次のことを考えています」と表情を引き締めて話しました。投手陣に関しては「4本柱(杉内俊哉投手、和田毅投手ホールトン投手、攝津正投手)がローテを守ってくれた。残り2枠を若手が競い合って、自分の持っているものを出して成長してくれた。リリーフ陣も新しい人たちが出てきて(故障者を)カバーしてくれた」と話しました。野手陣は「内川、カブレラ、細川の加入が大きかった」と頷き、川崎選手、本多雄一選手、松田宣浩選手の3人がフル出場したことについても「よく引っ張ってくれた。助かった」と褒め称えました。話題はこの後の戦いへ。「一つクリアした。日本一のために、まずはCSを勝ち抜かないといけない。そこに向けた最善の調整のために集中していきたい」と話しました。

小久保選手は首痛のために出場選手登録を外れていますが、「監督の配慮で呼んでいただいた。嬉しい」と笑顔をこぼしました。優勝マジック「17」が点灯したのが9月17日(土)でした。それからわずか15日後で決めた優勝に「こんなペースでマジックが減ったのは初めてだった」と流石のベテランも驚きを隠せません。「秋山監督とプレーをした1999年と2000年にも連覇を達成しましたが、明らかに(今回連覇した)今のチームの方が強い。投打のバランス、若手と中堅とベテランのバランス、すべてがよかった」と胸を張りました。気になる首の状態については「だいぶ落ち着いた」とのこと。「次の目標のためにしっかり調整したい」と話しました。

川崎選手は「ホントに嬉しかった。まず監督を一度胴上げすることが目標だった。サイコーです」と率直に喜びを表しました。ここまで全試合フルイニング出場を続けており、「勝ちに貢献したいし、負けにも貢献することがある。でも、監督も言っていたように目の前の試合を全力で戦ってきました!」とここまでを振り返りました。しかし、自信の成績は「全然満足していません」と首を横に振ります。「まだ残り試合があるし、たくさんのファンの人たちが球場に足を運んでくれるのでどんどん調子を上げていきたい。最高のプレーを見せたいと思います」と力強く宣言しました。

和田投手は今季の開幕投手。「あの試合は9回に同点に追いつかれて引き分け。チームに申し訳ないことをしましたが、それでも2連覇に貢献できたことが嬉しいです」と白い歯を見せました。和田投手自身の活躍はもちろんですが、今季は若手投手の台頭もありました。「山田や岩崎が昨年なかなか勝てなかった悔しさを晴らしたし、自主トレに連れていった最後に大場が頑張った。自分のことよりも嬉しかった」と話しました。次は日本シリーズ進出に向けた大事な戦いです。「100%の状態で投げられるように調整したい」と意気込みを話しました。

2011年10月1日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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