2011/12/25 (日)
選手

カリブ海だより2011 第6話 「癒し楽し厳しの生活」

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コモエスタス!

今回のお便り、これまではシビアな部分ばかりだったので、試合以外の生活の部分もちょっとは触れておきますね(笑)。

まず海外で一番大事な部分の言葉。
プエルトリコは基本スペイン語ですが、ほぼ英語も通じる所が多いです。
それはプエルトリコがアメリカ領だからで、これは僕もこちらに来ることになって初めて知りました。
試合前の国歌は、アメリカとプエルトリコの2曲。たまにその街の市歌っていうのかな?、3曲流れることもあります(笑)。

僕はこれでも海外経験は結構豊富なんで英語が通じるということで少しは現地の人と喋れるんですよ。
でも調子こいて、知ってる言葉だけ流暢に喋ってしまうと、相手は完全に喋れると思って、えらい目にあいますが…(笑)。

次に大事な食事の面ですが、こちらはほぼアメリカと同じように思います。
もちろん地元料理もありますが美味しいですし、基本肉類が中心なんで、僕的には全く苦労しません(笑)。
選手たちもみんな肉類は好きなので、食べるものには困らないんですよ。
でも面白かったのは、みんなそれぞれ個性が出てたところ。

ヨシ(00吉川)は、チキンと豚肉は好きなのに、牛肉は苦手なところ。
本人も、「焼き肉(牛肉)ばっかり食べてるように見られます(笑)」だって。確かに!と思いました(笑)。

キム(61金)は、日が経つにつれて、「辛いものが食べたくてしょうがない!」と、ついには実家から送ってもらってました(笑)。

カワハラ(26川原)は、「僕は肉があれば大丈夫です!」と、最終日の夕食でもハンバーガーを注文して、みんなを唖然とさせました(笑)。

ギータ(44柳田)は、来てから帰るまでずっと、「炊きたての米が食べたいー!」と叫んでました(笑)。

そしてもう一つ大事な住む宿。
僕たちが住んでいる所は、サンファンというプエルトリコの中心地で、カリブ海に面した賃貸マンションです。

海辺に面したこのマンションの海側の部屋のロケーションは、絶景です!
昨年は、海側と反対のメインストリート側の部屋だったんで、週末は朝までお祭り騒ぎのこの街での睡眠はキツかったです。今年は「当たり部屋」ですね(笑)。

この絶景のマンションで厳しい日々が癒されているのです。
でもバルコニーから見える砂浜で、定期的に3人をそれぞれ個別に取り組ませている「地獄のランニング」があります。
選手は見るからに厳しそうで、汗と砂まみれになっている仲間を部屋から見て他人事のように笑った矢先、ふと我に帰り「次は自分かぁ…」と笑えなくなるみたいです(笑)。

でも実はこの僕が考案したプエルトリコ名物「砂浜強化ランニング」があるからこそ、心身ともに強化され、終わった後の充実感に繋がるのです!

こんな感じの毎日を送ってるんですよ(笑)。
さあこの僕のお便りもいよいよ、次回最終話。
どんなフィナーレを迎えるのか!? お楽しみに。

続く…

2011年12月25日掲載
倉野 信次 (3軍投手コーチ)

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