1月30日（月）、今季新たに加入するウィリー・モー・ペーニャ選手（背番号8）がヤフードーム内にて入団会見を行いました。

ペーニャ選手はドミニカ共和国出身の30歳。2002年にレッズで米大リーグデビューすると、2004年にはシーズン26本塁打を放ちました。シーズン3度の2ケタ本塁打をマークするなど、通算84発の長距離砲です。昨シーズンはダイヤモンドバックスとマリナーズでプレーして計7ホーマーでしたが、マイナー（3A）では打率.358、25本塁打、77打点を記録しました。

会見でペーニャ選手は「まずは日本でプレーできるチャンスを与えられたことに感謝をしたいです。チームが今年もチャンピオンになれるように貢献していきたい」と意気込みを話しました。期待されるのはやはり長打力。ヤフードームは日本でも有数の広い球場ですが「インターネットで調べたときにはとても大きいと驚いたが、今日実際に見てみたらそれほど驚かなかった」と頼もしい言葉。「数字に関しては何とも言えないが、できることをやれば結果はついてくる。今はキャンプにしっかり臨み、100％の状態で開幕を迎えられることが大切だ」と話しました。

また、会見に同席した秋山幸二監督は「第一印象はやはり体の大きさ。握手をしてもとても握力が強かった。パワーがある。頼もしい」と笑顔。起用法に関しては「ウチの場合は守れる、守ったことのあるポジションを練習してお互いをカバーし合うのが方針。彼は外野に加えてファーストも守った経験があるので、キャンプでも練習して、それから考えたい」と話しました。

バッティングの飛距離に関してはメジャーの中でも名を轟かせていたというペーニャ選手。ヤフードームでも豪快な本塁打を連発するに違いありません。