野球界の正月、2月1日（水）。ホークスは今年も宮崎市・生目の杜運動公園で春季キャンプをスタートさせました。

午前10時に練習を開始。真新しい白のホームユニフォームに身を包んだ選手たちは「ソフトバンク歩調」でリズムをとりながらグランドをランニング。初日とあってじっくりとアップメニューを行うと、さっそく野手は守備とフリー打撃、投手はノックや投球練習などそれぞれの練習メニューに励みました。

初日、大いに注目を集めたのは新外国人選手のペーニャ選手。フリー打撃の初スイングでいきなり左越えの一発を叩きこむと、それからすぐにライナーで何とセンタースコアボードを直撃する驚愕の弾道を放ちました。これには王貞治会長も秋山幸二監督も驚きの表情。明日以降の打撃練習からも目が離せません。

また、投手陣はA組18人のうち14人がピッチングを行いました。ほとんどの投手が捕手を座らせて熱のこもった投球。しかし、移籍初日の帆足和幸投手は「マイペース」を宣言していたとおり、初日のブルペン入りは見送りました。「球団が変われば、練習の流れも違いますね。ただ、戸惑いや気疲れはないです。ほとんどが年下の選手なので（笑）」と笑顔。1つ年上の金澤健人投手に先導されながら練習メニューを消化していました。

そしてルーキーでは武田翔太投手がブルペン入り。捕手を座らせ、変化球も交えた投球練習を行いました。ドキドキのキャンプ初日かと思われましたが、「緊張？しませんでした。前夜も爆睡でしたから（笑）」と強心臓な一面も見せていました。

※晴れ時々曇り　気温14.2℃　来場者2,800人