アップで選手と一緒に走る秋山監督

郭コーチに見つめられながら投球練習をする岩嵜投手

必死の形相でバットを振る松中選手

11月1日（木）より宮崎秋季キャンプが始まりました。

午前9時50分、アイビースタジアムに全選手と首脳陣、スタッフが集合。円陣の中で秋山幸二監督より訓示がありました。その後、報道陣の質問に応えた秋山監督は「このキャンプからオフにかけては一番変われる時期。集中して、各々が目的を持って、自分を鍛えることが大切になる。そのような話をしました」と内容を説明しました。また、この秋季キャンプについて「今年は日本一を目指してやってきたが3位に終わり、まだまだ力不足ということ。チーム力を上げなければいけない。それには選手個々がレベルアップしないといけない」と述べ、松中信彦選手や内川聖一選手ら主力選手も参加した意図について、「彼らも今シーズンが最高の年だったかといえば違うと思う。来年に向けた準備。彼らも目的を持って、このキャンプに臨んでくれるはず」と話しました。

秋のキャンプは春と違い、徐々にペースを上げていくのではなく初日からとにかく全力です。松中選手は全体練習後に特守と特打を敢行。特打では1カゴ、100は軽く超える球を連続で打つティー打撃で、大汗をかき、時には声を上げながら物凄い形相でバットを振り込んでいました。

また、投手陣では岩嵜翔投手が、新任の郭泰源投手コーチにアドバイスを受けるシーンも見られました。岩嵜投手によれば「踏み出す足のステップについてアドバイスをいただきました」とのこと。「現役時代にすごい実績を残された方なので、いろいろなことを吸収していきたい」と意欲的でした。岩嵜投手はこのオフ、今年1月に続いて肉体改造に取り組むことも明かし、「今81キロ前後の体重を90キロに近づけるよう頑張ります」と話しました。また、ワインドアップ投法からセットポジションでのピッチングスタイルへの変更にも取り組むそうです。