2012/12/10 (月)
選手

カリブ海便り 第6章 光明

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コモエスタス、トドビエン!

これまで様々な壁にぶち当たってきた3人ですが、少しずつ『光』が見えてきています。
『ケイジ』は、こちらのストライクゾーンなどに苦しめられていますが、それでも何とかこの環境に順応していこうと必死です。その必死さが、じわじわと結果に結びついてきました。
ここ最近はあまり良い結果を出せていなかったのに、突如と本人も驚く(笑)開幕1,2戦目以来の4番に指名され、その試合から突如と打ち出し、4試合連続となるチームの先制打を放つ活躍で、見事にチームの中心選手の働きを見せてくれました。
でも、これは日頃から真剣に立ち向かってきた努力が実を結んできたのだと思います。

いまだに『Akiro』となっていますが、面白いのでそのままにしている(笑)、『ニホ』は、前回のピッチングでようやく本来の自分のピッチングを取り戻しつつありました。
3度目の先発となった試合も、序盤には『ようやく完全復調!』というピッチング内容で、安心して見ていられるようになりましたが、中盤に課題としていた部分が露出し、5回を投げ切ったところで降板となり、この日も「初勝利」とはなりませんでした。
しかし、ここまでの厳しさを乗り越えようやく本来の自分の力を出せるようになったこと、また浮き彫りになった課題を明確に実感できたことは、今後に高い意識、取り組みとなって表れてくるはずなので、今後の成長に良いきっかけとなるでしょう。

そして、『カヤマ』が4度目の先発でようやく『プエルトリコリーグ初勝利』を掴みとりました。
これまで3度の先発で初回に失点し課題を残したままでしたが、この日は初回を無難に抑えると、7回途中まで無失点の好投!
しかも、途中1時間の雨天中断を挟んだにも関わらずの続投で、この「タフさ」は見事でした。
いつの間にか、『ポキート!(小さい)』日本人投手が、チームの大きな先発の柱の1人になり、ここまでのリーグ奪三振王にもなっています。
僕からはご褒美で、日本から持ってきた貴重な『ふりかけ』と『佃煮のり』をあげました(笑)。・・・(セコっ!って思った人、真に受けないで!(笑))

と、ここまでそれぞれが野球漬けの日々を暮らし、色んな苦しみとともにタフになり、たくさんの収穫を得ています。
この時期にこれほど緊張感を高められて真剣勝負できる環境は、本当に貴重で良い経験となっていますね。
ですが、まだまだこれからです。武者修行は!

つづく

2012年12月10日掲載
倉野 信次 (3軍投手コーチ)

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