1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
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キューバ代表 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 10 |
ホークス | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 |
キューバ代表 | ペレス、O・デスパイネ、ヌネス、○ベタンコート、イグレシアス、カスティーヨ、ロドリゲス、ゲバラ――サンチェス、モレホン |
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ホークス | パディーヤ、東浜、有馬、●二保、江尻、五十嵐――高谷、細川 |
なし
打順 | ホークスのみ |
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1 | 7 中村 |
2 | 6 今宮 |
3 | 3 松中 |
4 | D ペーニャ |
5 | 9 ラヘア |
6 | 8 柳田 |
7 | 5 江川 |
8 | 2 高谷 |
9 | 4 福元 |
投手 | パディーヤ |
過去オリンピックで金メダルに3度輝くなど強豪で知られるキューバ代表との試合。ホークスは3回にペーニャ選手の右前打で先制すると、相手失策や押し出し四死球で加点し、さらには福元淳史選手にもタイムリーが飛び出してこの回一挙6点を挙げた。これで一気に試合を決めたかと思われたが、直後の4回にキューバ代表の猛反撃に合う。2番手の東浜巨投手がつかまった。
東浜投手はこれがヤフオクドーム初登板。3回から登板し、最初のイニングは抑えたが、「この日は全体的に球が高めに浮いてしまい、そこを狙われた」と状態は良くなかった。6安打を集中されて4失点。「いい勉強と思い、今後は気をつけていきたい」と悔しさをにじませた。
ホークスはその裏に柳田悠岐選手のタイムリーでリードを広げたが、7回に二保旭投手が制球を乱して4連続四球とタイムリーを浴びて降板。その後登板した江尻慎太郎投手が逆転打を浴びた。
しかし、投手陣に収穫もあった。先発したパディーヤ投手は2回無失点の好投。直球は140キロ台後半を常時マークし、課題の走者を出した場面でも落ち着いた投球を見せた。さらに9回に登板した五十嵐亮太投手は3者連続三振の快投。決め球はすべてストレート。最後はこの日最速の152キロで空振りを奪った。
また、打線では今宮健太選手がキャンプの紅白戦からなかなか安打が出ずに苦しんでいたが、34打席目で左中間へ二塁打を放ってトンネルを脱出した。
2013年3月2日掲載
田尻耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)