1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
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ホークス | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
ジャイアンツ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 |
ホークス | 帆足、武田、ファルケンボーグ、五十嵐、岩嵜――山崎、高谷 |
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ジャイアンツ | 菅野、今村、笠原、野間口――加藤、河野 |
ホークス | |
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ジャイアンツ | 河野1号 |
打順 | ホークス | ジャイアンツ |
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1 | 7 中村 | 9 矢野 |
2 | 6 今宮 | 8 松本哲 |
3 | 3 松中 | 7 高橋由 |
4 | D ペーニャ | 5 村田 |
5 | 9 ラヘア | 4 ロペス |
6 | 8 柳田 | 3 ボウカー |
7 | 5 江川 | D 谷 |
8 | 4 高田 | 2 加藤 |
9 | 2 山崎 | 6 大累 |
投手 | 帆足 | 菅野 |
完ぺきだった。先発した帆足和幸投手が3回打者9人をパーフェクト投球だ。直球のスピードは130キロ前後。しかし、持ち味は切れ味とコントロールだ。変化球も冴えた。落差のある独特のパームボールで巨人打線を翻ろうした。昨季、FAで故郷福岡に戻ってきたが、左肩の故障で一軍登板はまさかの1試合のみ。復活をかける今季、開幕ローテ入りへ大きく前進するアピール投だった。
また、前回登板(2月24日、ライオンズ戦=宮崎アイビー)で4失点と乱れた武田翔太投手は2回を投げて2安打1四球とピンチを作ったが、無失点に抑える粘りの投球を見せて復調気配を見せた。
打線では江川智晃選手が2打席連続でタイムリーを放った。初回、ホークス打線がいきなり活気づく。松中信彦選手の犠飛で先制し、柳田悠岐選手がタイムリー。なおもチャンスで江川選手もライトへ運び、計3点を奪った。3回の2死三塁ではレフトへのヒット。2安打2打点と勝負強さを見せた。「1打席目は打線がつながっていたので流れに乗って積極的に行こうと思った結果です。2打席目は甘い球が来たら狙っていこうと思っていました。いい感じで打てたと思います」と納得の表情を浮かべた。
試合は、ホークスがリードして終盤を迎えたが、8回から登板した岩嵜翔投手が最終回にまさかの同点2ランを浴びて4対4の引き分けに終わった。
2013年3月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)