企業イベント(ビジネスイベント)とは?社内・社外イベントの種類と企画・開催の進め方
「企業イベントの企画を任されたものの、何から手をつければよいかわからない」「イベントを成功させるためのポイントを知りたい」と悩むマーケティング担当者や人事・広報担当者も多いのではないでしょうか。
企業イベントは、顧客との接点づくりやブランド認知度の向上、従業員同士の交流促進など、さまざまな目的に活用できます。ただし、目的や対象者が曖昧なまま企画を進めると、期待した成果につながらない可能性があります。
この記事では、企業イベントの定義や目的、社内・社外向けイベントの種類、企画から開催までの進め方、成功させるためのポイントを解説します。さらに、福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップや、みずほPayPayドームを活用した企画例も紹介します。
>おすすめの関連記事はこちら
・人気イベントへの協賛で地域活性化に貢献!ホークスとの連携でビジネスの成功を掴む
・販促イベントとは?企業とファンをつなぎ、購買意欲を高める「場」の創出
目次[非表示]
企業イベント(ビジネスイベント)とは?
企業イベントとは、企業が事業上または組織上の目的を達成するために、主催・共催・協賛・出展などの形で関わる催しの総称です。
対象者は、顧客や取引先、見込み顧客、求職者、地域住民、従業員など多岐にわたります。企業がイベントを実施または活用する目的も、商談の創出や情報発信、ブランド認知度の向上、従業員の交流促進などさまざまです。
「ビジネスイベント」は、展示会やカンファレンス、商談会など、商談・交流・情報発信を主な目的とする催しを指す場合があります。本記事では、企業が社内外に向けて実施または活用するイベント全般を「企業イベント(ビジネスイベント)」として扱います。
企業がイベントを活用する3つの主な目的
企業がイベントを活用する主な目的は、以下の3つです。
商談創出・見込み顧客の獲得
展示会やセミナー、体験会などを通じて新規顧客との接点をつくり、製品・サービスへの問い合わせや商談につなげます。
Webサイトや広告だけでは伝えにくい商品の特徴も、実際に見たり触れたりしてもらうことで、より具体的に理解してもらえる可能性があります。
情報発信・ブランディング
企業のビジョンや技術、新製品・サービス、社会的な取り組みなどを発信し、企業やブランドへの理解を促します。
イベントのテーマ、会場、装飾、登壇者、体験コンテンツなどを一貫して設計することで、自社らしさやブランドの世界観を伝えやすくなります。
組織活性化・従業員エンゲージメントの向上
経営方針の共有、従業員の表彰、部署間交流、チームビルディングなどを通じて、組織の一体感や相互理解を深めます。
普段接する機会が少ない従業員同士が交流できる場を設けることで、社内コミュニケーションの活性化も期待できます。
企業イベントの主な種類
企業イベントは、大きく社外向けと社内向けに分けられます。ここでは、それぞれの代表的な種類を紹介します。
社外向けイベント
展示会・商談会
展示会は、複数の企業が製品やサービスを紹介し、新規顧客との接点や見込み顧客の情報を得るイベントです。
来場者に製品を見てもらうだけでなく、体験や相談の機会を設けることで、問い合わせや商談への移行を促します。
商談会は、企業同士が具体的な取引や協業について話し合う催しです。事前に商談相手や時間を設定する形式もあり、効率的な関係構築に活用できます。
カンファレンス・セミナー
特定のテーマに関する専門情報や事例について講演し、企業の専門性や信頼性を伝えるイベントです。
参加者が抱える課題に役立つ情報を提供することで、見込み顧客との継続的な関係づくりにつなげられます。
社内向けイベント
周年記念行事・表彰式
創業や設立の節目を祝い、企業の歴史や理念、今後の方針を共有するイベントです。
周年記念行事の中で、会社の成長に貢献した従業員を表彰したり、日頃の働きに対する感謝を伝えたりすることもできます。
キックオフミーティング
年度や期の始まり、新規事業・プロジェクトの開始時などに、目標や方針、役割分担を共有するイベントです。
経営層から直接メッセージを伝えるだけでなく、部門ごとの目標や具体的な行動計画を共有することで、組織全体の方向性をそろえます。
懇親会・チームビルディング
食事やスポーツ、ゲーム、共同作業などを通じて、部署や役職を越えた交流を促すイベントです。
日常業務とは異なる環境で交流することにより、従業員同士の相互理解を深め、円滑なコミュニケーションにつなげます。

企業イベントの進め方・開催の流れ
ここでは、企業がイベントを主催する場合を中心に、社内向け・社外向けそれぞれの企画から開催までの流れを紹介します。
社内向けイベントの進め方・流れ
社内向けイベントでは、従業員の参加意欲を高めるとともに、経営方針の浸透や部署間交流など、開催目的に沿った体験を設計することが重要です。
ステップ | 実施すること |
1.目的・対象者の明確化 | 経営方針の浸透、部署間交流、従業員表彰、周年記念など、 |
2.企画・日程・予算の決定 | 目的に合った企画内容を検討し、 |
3.会場・コンテンツの手配 | 参加人数や企画内容に合った会場を確保し、 |
4.社内周知・参加確認 | 社内チャット、メール、社内ポータルなどを利用して、 |
5.当日の運営・実施 | 受付、登壇、表彰、交流時間などを、 |
6.事後フォロー・効果検証 | 参加者アンケートを実施し、 |
社内向けイベントでは、参加人数や満足度だけでなく、参加者が経営方針を理解できたか、部署を越えた交流が生まれたかなど、目的に合った指標で成果を確認しましょう。
社外向けイベントの進め方・流れ
社外向けイベントでは、集客するだけでなく、見込み顧客の獲得や商談創出、ブランド認知度の向上など、イベント後の成果につなげる設計が求められます。
ステップ | 実施すること |
1.目的・KPIの設定 | イベントの目的と達成目標を明確に定め、 |
2.企画・予算の策定 | 対象となる顧客の課題を整理し、 |
3.会場・登壇者・制作物の手配 | 会場や登壇者を確保し、展示ブース、配布資料、ノベルティ、 |
4.集客・告知の実施 | メールマガジン、SNS、Webサイト、Web広告、 |
5.当日の運営・接客 | 受付で参加者を案内し、セミナー、展示、体験、商談などの |
6.事後フォロー・営業連携 | 御礼メールや関連資料を送付し、 |
社外向けイベントでは、来場者数だけで成果を判断しないことが大切です。見込み顧客の獲得数、商談化率、受注数などを継続的に確認し、イベントが売上や顧客との関係構築にどの程度つながったかを検証しましょう。
目的に合った開催形式を選ぶ
企業イベントを企画する際は、目的や対象者に合わせて開催形式を選ぶことも重要です。主な形式には、参加者が会場に集まる「リアル開催」、インターネット上で実施する「オンライン開催」、会場での開催とオンライン配信を組み合わせる「ハイブリッド開催」があります。
参加者同士の交流や製品・サービスの体験を重視する場合は、リアル開催が適しています。一方、場所を問わず参加しやすい環境を整えたい場合は、オンライン開催が選択肢になります。
会場での交流とオンラインによる参加のしやすさを両立させたい場合は、ハイブリッド開催を検討するとよいでしょう。
開催形式によって、必要な会場や機材、スタッフ、費用、準備期間は異なります。イベントの目的や対象者、参加人数、予算などを踏まえ、自社に適した形式を選びましょう。
企業イベントの準備スケジュール例
開催形式や企画の方向性を決めたら、開催日から逆算して具体的な準備スケジュールを作成します。
企業イベントの準備期間は、参加人数や開催内容、会場、登壇者の有無などによって異なります。ここでは、中規模の企業イベントを想定した一般的なスケジュール例を紹介します。
時期の目安 | 主な準備内容 |
6~4か月前 | 開催目的、対象者、KPI、予算、開催候補日を決め、会場候補を選び、 |
3~2か月前 | 会場や登壇者を確定し、プログラム、演出、展示内容、飲食、 |
2~1か月前 | 申込ページや案内資料を作成し、社内周知や集客を開始する。 |
2週間前まで | 参加人数を確認し、座席配置、受付方法、配布物、進行台本、 |
前日まで | 会場や機材の最終確認、リハーサル、スタッフへの情報共有、 |
当日 | 受付、進行、誘導、参加者対応、記録、アンケート案内などを、 |
開催後 | 御礼連絡、アンケート集計、営業担当への情報共有、 |
イベントの規模が大きい場合や、人気会場・著名な登壇者を手配する場合は、さらに早い段階から準備を始める必要があります。
企業イベントを成功させるコツ
企業イベントを成功させるコツとして、以下3点があります。
明確なゴールとKPIを設定する
「多くの人に参加してもらう」といった曖昧な目標ではなく、イベントの目的に合った具体的なKPIを設定します。
社外向けイベントでは、申込者数、来場者数、見込み顧客の獲得数、有効商談数、商談化率、受注数などが考えられます。
社内向けイベントでは、参加率、満足度、方針への理解度、部署間交流の実感などを確認します。
参加者目線で体験を設計する
主催者が伝えたい情報だけでなく、参加者が知りたいことや、参加によって得られるメリットを考えます。
製品を体験できる、専門家の話を聞ける、他の参加者と交流できる、普段はイベントで使うことが珍しい会場を利用できるなど、参加する価値を明確にしましょう。
会場へのアクセス、受付の待ち時間、休憩時間、案内表示なども参加者の満足度に影響します。当日の体験全体を参加者の立場から確認することが大切です。
事後フォローを徹底する
社外向けイベントでは、参加者の関心に合わせて資料送付や個別相談、ヒアリングを行います。
社内向けイベントでは、アンケート結果やイベント内で共有した方針を社内に展開し、具体的な行動や次の施策につなげます。
イベント当日だけで完結させず、その後のコミュニケーションまで含めて設計しましょう。
福岡ソフトバンクホークスを活用した企業イベント
スポーツやスタジアムの熱気を取り入れた企画は、一般的なイベントホールとは異なる体験を参加者に提供できます。
福岡ソフトバンクホークスでは、スポンサーシップや観戦環境、ドーム施設などを、社内向け・社外向けの企業イベントに活用できます。
ここからは、みずほPayPayドームや、ホークスのスポンサーシップを活用した企画例を紹介します。
スーパーボックス (VIPルーム)を活用した企業イベント
「スーパーボックス」は、みずほPayPayドームの4・5・6階に位置するVIPルームです。グラウンドを一望できる個室空間で野球観戦を楽しめるため、法人の営業活動や福利厚生などに活用されています。
スーパーボックス内の「Party Suite」は、5連室で最大100人まで利用でき、イベントの希望に応じた活用ができます。
社内向けイベント
従業員同士の懇親会や社内交流、福利厚生などに活用できます。
食事や野球観戦を共にすることで、部署や役職を越えたコミュニケーションを促すきっかけになります。また、社内表彰の景品や、活躍した従業員への特別なプレゼントとして利用する方法もあります。表彰式そのものの会場としてだけでなく、表彰者を含む従業員の懇親や、受賞者への特典として取り入れることで、特別感のある企画を実施できます。

社外向けイベント
取引先や重要顧客をスーパーボックスへ招待し、食事と野球観戦を楽しんでもらうことで、日頃の感謝を伝える機会をつくることができます。一般的な会議室や飲食店とは異なる環境で時間を共有することで、顧客との会話を深め、継続的な関係構築につなげることが期待できます。
ドーム施設やスポンサーシップを活用した企業イベント
みずほPayPayドームは、プロ野球だけでなく、コンサートや展示会などにも利用できる多目的施設です。利用可能日や企画内容、規模などの条件に応じて、さまざまな企業イベントに活用できます。
社内向けイベント
イベント協賛を活用した福利厚生
「鷹祭 SUMMER BOOST」や「ピンクフルデー」など、ホークスの人気イベントへの協賛を企業イベントに活用する方法もあります。
協賛メニューには、イベント限定ユニフォームと観戦チケットを組み合わせたプランなどがあり、従業員への還元や社内交流、取引先との関係構築に活用できます。
従業員が共通のユニフォームを着用して応援したり、同じ試合を観戦したりすることで、社内の一体感やコミュニケーションを深めるイベントの開催ができます。
ホークスOB選手の派遣
「ホークスOB選手の派遣」を活用し、講演会や企業研修、企業運動会、スポーツイベントなどを実施する方法もあります。
アスリートの経験や考え方を聞く機会を設けることで、人材育成や従業員のモチベーション向上、イベントの活性化につなげられます。

社外向けイベント
冠協賛(ゲームデースポンサー)
ホークスの公式戦に冠協賛を行う「ゲームデースポンサー」を活用することで、来場者に向けた企業・商品・サービスのPRを実施できます。プランに応じて、コンコース内のPRブース、ビジョン広告、始球式、花束や商品の贈呈、試合観戦チケットなどを組み合わせたプロモーションを展開できます。
実施できる内容は日程やプランによって異なります。サンプリングなど、希望する施策がある場合は、実施の可否や条件を事前に確認しましょう。

企業イベント(ビジネスイベント)に関するよくある質問(FAQ)
Q1.企業イベントの準備はいつから始めるべきですか?
A.準備期間は、イベントの規模や内容、会場、登壇者、制作物の有無などによって異なります。
一般的な目安として、小・中規模のイベントでは開催の数か月前、大規模な展示会や周年イベントでは半年以上前から準備を始める場合があります。特に、人気の会場や外部登壇者を手配する場合は、早めに候補日を決め、開催日から逆算してスケジュールを作成しましょう。
Q2. 企業イベントの会場はどのように選べばよいですか?
A.イベントの目的、参加人数、アクセス、必要な設備、予算などを基準に選びます。
社内向けイベントでは、従業員が集まりやすい立地や、交流しやすい空間であるかを確認しましょう。社外向けイベントでは、参加者のアクセスに加え、受付スペース、音響・映像設備、通信環境、展示や商談に必要なスペースが確保できるかも重要です。
また、搬入・搬出の条件、飲食の可否、バリアフリー設備、キャンセル規定、利用可能時間なども事前に確認しましょう。ドームやスポーツ施設などの特別な会場を利用する場合は、利用可能日や対象エリア、設営・運営上の条件について早めに問い合わせることが大切です。
Q3. 参加率や満足度を高めるにはどうすればよいですか?
A.対象者が求める情報や体験を企画に反映し、参加するメリットを明確にすることが重要です。
告知時には、イベントの目的や内容だけでなく、「参加することで何を得られるのか」を分かりやすく伝えましょう。開催前には、日時、会場、アクセス、持ち物、当日のプログラムなどを記載したリマインドメールを送ります。イベント終了後にはアンケートを実施し、次回の企画改善につなげることも大切です。
まとめ
この記事では、企業イベント(ビジネスイベント)について以下を解説しました。
- 企業イベント(ビジネスイベント)とは?
- 企業イベントの主な種類
- 企業イベントの進め方・開催の流れ
- 企業イベントを成功させるコツ
- 福岡ソフトバンクホークスを活用した企業イベント
企業イベントは、商談創出やブランド発信、顧客との関係構築、従業員の交流促進などに活用できる施策です。
成果につなげるためには、イベントの目的と対象者を明確にし、それに合った企画、会場、開催形式、集客方法、KPIを設定する必要があります。イベント当日の運営だけでなく、開催後のフォローや効果測定まで含めて設計することも重要です。他社との差別化を図りたい場合は、福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップや、みずほPayPayドームの施設を活用し、スポーツ観戦や球場ならではの非日常的な体験を取り入れる方法があります。
「誰に、どのような体験を提供し、どのような成果を得たいのか」を整理したうえで、自社の目的や対象者、予算に合った方法を選びましょう。
『福岡ソフトバンクホークス』では、企業イベントをはじめ、貴社のマーケティングやブランディング戦略にご活用いただける資料をご用意しています。
詳しくは、こちらをご確認ください。




