ビジョン広告とは?種類・費用相場・メリット・掲出ポイントを解説【事例8選】

※2026年8月28日更新
社名やブランド名の認知を拡大させる手法の一つに、ビジョン広告があります。多くの人が目に触れる場所でインパクトのある広告を打ち出すことにより、効率的にリーチを獲得できます。
企業の販促部門や広告部門の担当者のなかには「ビジョン広告にはどのような特長があるのか」「効果的に掲出する手法がないか」など気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ビジョン広告の基本知識や設置場所別の種類、費用相場、期待できる4つの効果、そして効果を高める掲出ポイントを事例とともにわかりやすく解説します。
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目次[非表示]
- 1.ビジョン広告とは?(DOOH市場の拡大と注目理由)
- 2.ビジョン広告の主な種類と設置場所
- 2.1.① 街頭(屋外)大型ビジョン
- 2.2.② 交通(駅・電車)ビジョン
- 2.3.③ スタジアム・アリーナビジョン
- 2.4.④ 商業施設・店舗内ビジョン
- 3.ビジョン広告の費用相場と料金の仕組み
- 4.ビジョン広告が持つ4つの特長・メリット
- 4.1.① 大画面と高精細映像で圧倒的な視認性を獲得できる
- 4.2.②動画と音声でインパクトと記憶定着率を高められる
- 4.3.③メディアへの露出機会を創出する
- 4.4.④繰り返し接触(反復訴求)による好感度向上
- 5.ビジョン広告で期待できるマーケティング効果
- 6.ビジョン広告を効果的に掲出する4つのポイント
- 6.1.① 人が行き交う「動線」上に設置する
- 6.1.1.▼事例①
- 6.2.② 待ち時間(滞留時間)が発生する場所を狙う
- 6.2.1.▼事例②
- 6.3.③ 目線の高さ・視認距離・アングルを考慮する
- 6.3.1.▼事例③
- 6.4.④ 複数面のビジョンや音響を連動させる
- 6.4.1.▼事例④
- 7.みずほPayPayドームのビジョン広告を活用した事例紹介
- 7.1.冠協賛によるビジョン広告で認知度を向上
- 7.1.1.▼事例⑤|青山商事株式会社
- 7.2.大型ビジョンで企業CMを放映し、注目を集める
- 7.2.1.▼事例⑥|上村建設株式会社
- 7.3.圧倒的なスケールで視線を釘付けにする
- 7.3.1.▼事例⑦|株式会社武田メガネ
- 7.4.バックネットLEDビジョンのメディア露出で認知度向上
- 7.4.1.▼事例⑧|イオン九州株式会社
- 8.ビジョン広告に関するよくある質問(FAQ)
- 9.まとめ
ビジョン広告とは?(DOOH市場の拡大と注目理由)

ビジョン広告とは、屋外のビル壁面や駅構内、スタジアムなどの大型ディスプレイ・LEDモニターに動画や音声付きのコンテンツを放映する広告手法のことです。
近年では、従来の固定看板(OOH:Out of Home)にデジタル技術を掛け合わせた「DOOH(Digital Out of Home)」の一種として、市場規模が急速に拡大しています。
Web広告のように画面をスキップ・遮断されるストレスが少なく、生活動線やイベント空間で自然に目へ入るため、幅広い層にストレスなく好印象を与えられる媒体として見直されています。
ビジョン広告の主な種類と設置場所
ビジョン広告は設置される場所や用途によって大きく4つに分類されます。ターゲット層や目的に応じた適切な選択が重要です。
① 街頭(屋外)大型ビジョン
特徴:繁華街や駅前のビル壁面などに設置され、歩行者や車からの視認性が高く、多くの人に情報を届けられる
主なターゲット:通行人全般・若年層・買い物客
② 交通(駅・電車)ビジョン
特徴:駅構内や改札付近、電車・タクシーの車内などに設置され、通勤・通学など日常の移動動線にいる多くの人へアプローチできる
主なターゲット:ビジネスパーソン・学生・通勤通学客
③ スタジアム・アリーナビジョン
特徴:ドームや球場内の大型ビジョンに広告を掲出し、観客の熱量が高まる環境で、企業名やブランドを強く印象付けられる
主なターゲット:スポーツ・イベント観客・ファミリー層
④ 商業施設・店舗内ビジョン
特徴:ショッピングモール内やレジ付近などに設置され、購買直前の来店客に商品やサービスを効果的に訴求できる
主なターゲット:購買意欲の高い買い物客・主婦層
サイネージ広告の概要については、こちらの記事で解説しています。
ビジョン広告の費用相場と料金の仕組み
ビジョン広告の出稿費用は、「設置場所の立地(トラフィック量)」「モニターのサイズ」「放映時間(15秒・30秒等)」「放映頻度(1時間に○回)」「掲載期間」によって大きく変動し、設置されるメディアや立地によって幅広く設定されています。
掲出場所には、主要都市の街頭大型ビジョンや主要駅構内の大型サイネージのほか、移動中のビジネスパーソンにアプローチできるタクシーなどの交通メディアといった多彩な選択肢が存在します。
なかでも、プロ野球のドームや球場といったスタジアム内のビジョン広告については、1試合ごとのスポット放映(数十万円〜)から年間のスポンサー契約まで多角的なプランが用意されているため、目的に応じた個別の見積もり・プラン選定が一般的です。

ビジョン広告が持つ4つの特長・メリット
静止画の看板や他のWeb広告にはない、ビジョン広告ならではの特長は以下の4点です。
① 大画面と高精細映像で圧倒的な視認性を獲得できる
数メートル〜数十メートルに及ぶ圧倒的な大画面で映像を発信するため、意識していなくても自然と視線を惹きつけます。数万人が行き交う繁華街やスタジアムなどにおいて、一回で非常に多くのリーチ(接触数)を獲得できます。
②動画と音声でインパクトと記憶定着率を高められる
モニターを介して広告を掲出するビジョン広告は、動画で放映したり音声を入れることも可能なため見る人へのインパクトを強められます。
静止画やイラストのみの広告と比べて、情報を短時間で分かりやすく伝えられるほか、聴覚・視覚へのアプローチによって記憶にも残りやすくなります。商品やブランド、キャンペーンの内容などを強く印象づけることが可能です。
静止画と比べて動画は情報量が多く、短時間で商品やサービスの魅力をストーリー立てて伝えられます。さらに音声を組み合わせることで、視覚と聴覚の両方に働きかけ、記憶に残りやすくなります
③メディアへの露出機会を創出する
テレビやSNS、動画配信などのさまざまなメディアで露出機会を創出できることもビジョン広告の特長です。
スタジアム内のビジョン広告では、スポーツの試合やイベントなどでテレビ中継・インターネット配信が行われる際に、視聴者に広告を露出することが可能です。
なお、メディアの露出を増やす効果についてはこちらの記事をご確認ください。
④繰り返し接触(反復訴求)による好感度向上
ビジョン広告には、通行人や来場者に対して反復訴求を行える特長があります。人通りが多い場所や待ち時間が発生する場所にビジョン広告を掲出して、広告の接触回数を増やすことが可能です。
見る人の記憶に残りやすくなるほか、企業や商品に対する好感度を高める心理効果(ザイオンス効果)も期待できます。
▼反復訴求を行える場面
掲出場所 | 反復訴求を行える場面 |
街頭 | 通勤・通学時の移動中、信号待ち |
駅 | 電車の待ち時間、コンコースの移動中 |
スタジアム内の大型ビジョン | 開演前後の入退場、スポーツの試合中、イベントの休憩時間 |
スタジアム内のコンコース | 入退場、飲食店の待ち時間 |
ビジョン広告で期待できるマーケティング効果
ビジョン広告を導入することで、以下のようなマーケティング成果が期待できます。
ブランド認知度の向上
潜在層に対して一斉にアプローチが可能。購買意欲の醸成
魅力をダイナミックに表現することで「買いたい」「知りたい」意欲を刺激。企業の信頼性の向上
公共の場や有名な施設・スタジアムに広告を出せる企業という安心感を与えられる。

ビジョン広告では、大画面で広告を掲出して多くのリーチ数を獲得できることから、効率的に商品・ブランドの認知を高められます。これまでの施策で出会えなかった新たな顧客層との接点を創出することが期待されます。
また、動画・音声・アニメーションを用いて簡潔かつ魅力的な訴求を行うことで、見る人の興味関心を惹きつけられるため、購買意欲の醸成にもつながります。
さらに、スタジアム内やビルの屋外広告などの公共性がある場所に広告を掲出する企業は、消費者から信頼されやすくなります。権威性があるイメージを抱いてもらうことで、企業や商品に対するポジティブな印象づくりが期待できます。
ビジョン広告を効果的に掲出する4つのポイント
ただ広告を流すだけでは効果は最大化しません。費用対効果を高めるための具体的な掲出ポイントを、福岡ソフトバンクホークスの本拠地みずほPayPayドーム福岡での活用事例とともにご紹介します。
① 人が行き交う「動線」上に設置する
通行人や来場者が必ず通る動線上にビジョンを配置することで、無意識の視認率を高められます。
▼事例①

みずほPayPayドーム福岡の各ゲートに設置した外周LEDサイネージに広告を掲出することにより、試合やイベントの来場者が入退場する際に注目を集められます。みずほPayPayドーム福岡の各入場ゲート周辺にある「外周LEDサイネージ」は、年間約445万人を超える来場者が入退場時に必ず目にする動線上にあります。入場前の期待感が高まるタイミングで強力にブランドをアピール可能です。
② 待ち時間(滞留時間)が発生する場所を狙う
信号待ち、入場待ち、コンコースでの飲食購入時など、「人が立ち止まるエリア」に掲出することで、広告を最後までじっくり見てもらいやすくなります。
▼事例②

ドーム内のコンコース(全周64箇所・各ゲート8箇所)に設置されたLEDサイネージは、フードやグッズの購入待ち、トイレ利用時などの滞留中に何度も目に入ります。繰り返し放映することで反復訴求効果を最大化できます。
③ 目線の高さ・視認距離・アングルを考慮する
設置位置が高すぎたり距離が遠すぎたりすると見落とされる原因になります。ターゲットの目線位置や、遠くからでも鮮明に見える大型ビジョンを選定することが重要です。
▼事例③

表示面積が世界最大級を誇る「みずほPayPayドームセンタービジョン」は、スタンド席のどの位置からでもクリアに視認できます。試合中の興奮と連動して全員が注目するため、圧倒的な認知インパクトをもたらします。
④ 複数面のビジョンや音響を連動させる
単一のモニターだけでなく、周囲の複数ビジョンや音響・照明と空間全体で連動させることで、テーマパークのような体験型広告演出が可能になります。
▼事例④

センタービジョンと左右のウイングビジョンを連動させた全画面演出や、ドーム全体の音響・ライトを組み合わせた演出を実施。会場全体の雰囲気を一変させ、観客の記憶に残る圧倒的なブランディング体験を提供しています。
みずほPayPayドームのビジョン広告を活用した事例紹介
冠協賛によるビジョン広告で認知度を向上
ホークス公式戦での冠協賛(ゲームデースポンサー)を通じて、試合名称に企業名・ブランド名を冠し、大型ビジョンなどで繰り返し露出することで、高い認知・訴求効果が期待できます。
▼事例⑤|青山商事株式会社

青山商事株式会社は、公式戦の冠協賛を実施し、企業・ブランドの認知向上に活用いただいています。冠協賛を通じた来場者への訴求に加え、テレビ放映などのメディア露出による高い認知効果を実感いただいています。
特に、ホークス戦の高い注目度やメディア露出を評価いただいており、継続的な冠協賛を通じて、より幅広い層への認知拡大につなげています。
青山商事株式会社の事例はこちら
大型ビジョンで企業CMを放映し、注目を集める
大型ビジョンに動画や音声を使用した広告を掲出することで、多くの情報を効果的に伝えることができます。1試合あたり約4万人の来場者に対し記憶に残りやすく、企業や商品の特長を印象強く伝えられます。
▼事例⑥|上村建設株式会社

上村建設株式会社は、2026年4月18日(土)の試合において、みずほPayPayドームのセンタービジョンでイニング間に企業CMを放映。40,122人の来場者に向けて、企業・ブランドを広くPRしました。
圧倒的なスケールで視線を釘付けにする
全長約186mのリボンビジョンに、自由度の高い広告を掲出できます。圧倒的なスケールで来場者の視線を集めるとともに、メディア露出時にも高い視認性を発揮し、企業・ブランドの認知向上につなげます。
▼事例⑦|株式会社武田メガネ

武田メガネ株式会社は、みずほPayPayドームのリボンビジョンに、視力検査でお馴染みの「ランドルト環(Cマーク)」を掲出し、視覚的に事業内容を伝える独自のプロモーションを展開されています。
球場という空間を活かし、来場者に「見る」喜びを再認識してもらうことで、楽しみながら企業への理解やブランドへの親近感を高める工夫として、社内でも高く評価されています。
株式会社武田メガネの導入事例はこちら
バックネットLEDビジョンのメディア露出で認知度向上
テレビ中継をはじめ、スポーツニュースや新聞、SNSなど、さまざまなメディアを通じて幅広い層への認知拡大が期待できます。また、野球やスポーツに関心を持つ層との新たな接点創出にもつながります。
▼事例⑧|イオン九州株式会社

イオン九州株式会社は年間を通じて、みずほPayPayドームのバックネットLEDに広告を掲出し、テレビや新聞などのメディアを通じた継続的な企業・ブランドの露出につなげています。
選手が打席に立つ際に広告が映り込む視認性の高い場所を活用することで、ホークス選手の活躍とともに企業ロゴが幅広く露出し、認知向上やブランディング強化につなげています。
イオン九州株式会社の導入事例はこちら
ビジョン広告に関するよくある質問(FAQ)
Q.ビジョン広告と通常の屋外看板(OOH)の違いは何ですか?
A. 最大の違いは「動画・音声による訴求」と「コンテンツの柔軟性」です。従来の静止画看板と比べ、動画や音声を用いた表現によって高いインパクトと認知記憶をもたらします。また、時間帯やターゲットに応じた放映切り替えが可能な点も大きな特長です。
Q.ビジョン広告の費用はどのように決まりますか?
A. 主に「設置場所の立地(交通量・人通り)」「モニターの大きさ」「放映時間(15秒・30秒など)」「放映頻度(1時間に何回放映するか)」「放映期間」の組み合わせによって算出されます。数十万円程度から数十万円〜数千万円規模まで、プロモーションの目的に応じた多様なプランが存在します。
みずほPayPayドームでのビジョン広告に関してご不明な点はこちらからお問い合わせください。
Q.放映する動画クリエイティブの制作も依頼できますか?
A. 多くの媒体社や代理店で動画制作のサポートを行っています。すでに手元にあるWebCMやTVCM用の映像データを流用・再編集して放映することも可能です。ビジョンごとのアスペクト比(縦横比)や音響環境に合わせた最適な形式で準備する必要があります。
みずほPayPayドームでの広告掲出にあたっては、ビジョンの仕様に合わせた適切な動画形式でご準備いただく必要がございます。ご不明な点がある場合は、こちらからお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事では、ビジョン広告について以下の内容を解説しました。
- ビジョン広告とは?(DOOH市場の拡大と注目理由)
- ビジョン広告の主な種類と設置場所
- ビジョン広告の費用相場と料金の仕組み
- ビジョン広告が持つ4つの特長・メリット
- ビジョン広告で期待できるマーケティング効果
- ビジョン広告を効果的に掲出する4つのポイント
- みずほPayPayドームのビジョン広告を活用した事例紹介
ビジョン広告は、一度に多くの通行人や来場者に訴求を行えることが強みといえます。ブランドの認知拡大や販売促進、企業に対する信頼性の向上などを図りたい場合に活用できます。
ビジョン広告の効果を高めるには、通行人の動線や目線の高さ、視認距離などを踏まえて、自然と目につく場所・大きさのメディアを選ぶことがポイントです。
『福岡ソフトバンクホークス』では、プロ野球チームのスポンサーを募集しています。スポンサーシップ契約による多種多様な権益メニューを用意しており、その一つに球場広告の掲出があります。
1試合当たり約3.8万人の来場者を誇るみずほPayPayドーム福岡へビジョン広告を掲出することで、効率的にリーチの獲得と認知の拡大を図ることが可能です。
詳しくは、こちらの資料をご確認ください。





