福利厚生を充実させる3つのポイント。ユニークな制度で従業員満足度を向上させよう!
近年では、住宅手当・育児休業・特別休暇といった従来の制度だけでなく、企業の競争力や付加価値につながるユニークな制度を導入する企業も見られています。
「利用率が低い福利厚生を見直したい」「福利厚生を通じて従業員のモチベーションを高めたい」などとお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、福利厚生の充実化を図る理由や従業員満足度を高めるポイント、プロ野球のスポンサー契約を活用した新しい制度について解説します。
なお、従業員満足度の向上につながる福岡ソフトバンクホークスのスポンサーシップについては、こちらの資料をご確認ください。
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企業が福利厚生を充実させる理由
企業を取り巻く環境や働く人の価値観が変化するなか、福利厚生を充実させることは、将来にわたって成長を続けるために重要な取り組みといえます。
人材の確保・定着
福利厚生の充実化は、人材確保・定着の課題を解決する策のひとつと考えられます。
近年、幅広い産業・職業で人手不足の問題が生じています。労働力の需給ギャップを見ると、コロナ禍後に労働力の需要が増加しており、2022年以降は全産業においてマイナスで推移しています。
▼労働力の需給ギャップ
画像引用元:厚生労働省『令和6年版 労働経済の分析』
また、求人充足率(新規求人に占める就職件数の割合)を見ると、2023年時点で半世紀の最低水準まで低下しており、欠員の充足が困難になっている状況です。
▼求人充足率の推移
画像引用元:厚生労働省『令和6年版 労働経済の分析』
今後も人口減少や高齢化が続くと見込まれるなか、企業が持続的な経営体制を維持していくには、労働条件の改善、企業の魅力向上などによって労働者に選ばれる企業を目指すことが求められます。
福利厚生を充実させることにより、従業員のモチベーションやエンゲージメントが高まり、人材の採用・定着化にもよい影響がもたらされると期待されます。
出典:厚生労働省『令和6年版 労働経済の分析』
なお、中小企業の人手不足を解消する福利厚生についてはこちらの記事で解説しています。
働く人の価値観・ニーズの多様化への対応
働く人の価値観・ニーズの多様化に対応することも理由の一つです。
働き方改革によって“ワークライフバランス”というキーワードが注目され、一人ひとりが自分に合った柔軟な働き方ができる労働環境の実現が求められています。
また、働く人の企業や仕事に対する価値観も変わりつつあります。特にデジタルネイティブとなるZ世代(※)の価値観は、今までの世代と大きく異なることが多くあります。
単に業績や事業内容だけでなく、「その会社に貢献したいと思えるか」「プライベートや家族との時間も大切にできるか」といった内在的な物差しで企業の価値を捉える人が見受けられています。
育児・介護との両立支援や健康維持・増進、余暇活動の促進など、従業員と家族のライフスタイルに関連する福利厚生を充実化することは、従業員満足度を高めるうえで必要と考えられます。
福利厚生の充実化によって期待できる効果はこちらの記事をご確認ください。
※Z世代とは多くの場合1990年代半ばから2010年代初頭に生まれた世代を指す
福利厚生を見直して従業員満足度を高めるポイント
福利厚生の見直しを行う際には、企業が目指すビジョンを明確にしたうえで、従業員の声を取り入れた制度設計と他社との差別化を図ることがポイントです。
➀福利厚生のビジョンを明確にする
福利厚生の見直しによってどのような姿を目指すのか、ビジョンを明確にすることがポイントです。
経営方針と連動させたビジョンを策定することで、一貫性のある制度のプランニングが可能になります。また、福利厚生の意義や目的を従業員へ発信することによって、制度の利活用が進む職場風土を醸成できます。
▼ビジョンを策定するときに押さえておくこと
- 福利厚生を見直す目的を明らかにする
- 現行制度の課題を踏まえて目指す姿を考える
- 企業文化や価値観との整合性を確保する など
②従業員のニーズを踏まえた制度設計を行う
従業員満足度の高い制度を導入するには、現場のニーズを反映させることが欠かせません。アンケートやヒアリング調査で一人ひとりのニーズを把握することで、より多くの従業員がメリットを得られる福利厚生を検討できます。
ただし、従業員が持つ多様なニーズのすべてを反映させることは難しいため、納得感のある制度設計がポイントとなります。
▼制度設計のポイント
- 年齢や家族構成、勤務形態の違いによる不公平感が出ないようにする
- 企業のビジョンや現状課題を踏まえて必要性の高い制度の優先順位をつける など
③個性や独自性のある制度で差別化を図る
自社の個性や独自性を打ち出したユニークな福利厚生は、他社との差別化につながるため、採用ブランディングやインナーブランディングの効果が期待できます。
ユニークな福利厚生を通じて、柔軟で新しい価値観を持つ企業として認知されると、求職者からの注目が集まり入社希望者が増える可能性があります。
また、福利厚生に対する特別感が生まれて、従業員の帰属意識やエンゲージメントが高まることも期待されます。
福岡ソフトバンクホークスのスポンサー契約を活用した新しい福利厚生
福岡ソフトバンクホークスのスポンサー契約によって提供する権益メニューをご活用いただき、従業員様の福利厚生を充実させることが可能です。
プロ野球のスポンサー契約ならではの特別な体験を福利厚生として提供できるため、従業員満足度の向上につながります。
福利厚生としてご活用いただける権益メニューには、以下が挙げられます。
▼スーパーボックス(VIPルーム)の利用
スーパーボックス(VIPルーム)にて野球観戦を楽しむことができます。社内イベントや懇親会のほか、ご家族様への特別なギフトとしてご活用いただけます。
▼野球選手への花束贈呈
選手への花束贈呈は、普段では体験できないイベントに参加できるため、野球やホークスが好きな従業員に喜ばれます。想い出に残る貴重な体験により、仕事へのモチベーション向上が期待できます。
▼始球式の投球権
始球式の権利を社員表彰や社内レクリエーションの特典としてプレゼントすることが可能です。ほかでは味わえない体験によって求職者や従業員へ自社の独自性をアピールできます。
スポンサー契約を活用した施策についてはこちらの資料をご確認ください。
まとめ
この記事では、福利厚生について以下の内容を解説しました。
- 企業が福利厚生を充実させる理由
- 福利厚生を見直して従業員満足度を高めるポイント
- スポンサー契約を活用した新しい福利厚生
福利厚生を充実させることで、企業の魅力や従業員満足度の向上につながり、人材の採用・定着化にもよい効果がもたらされると期待できます。
制度の見直しを行う際は、福利厚生によって目指すビジョンを策定するとともに、従業員のニーズを踏まえた制度設計、個性・独自性の創出がポイントとなります。
『福岡ソフトバンクホークス』では、福利厚生にご活用いただけるスポンサーシップのプランを用意しています。プロ野球を通じて、従業員様とそのご家族様へユニークかつ特別な体験を提供できます。
詳しくは、こちらの資料をご確認ください。