2017/03/05 (日)
選手

【戦評】鹿児島でオープン戦。ご当地2人が活躍!

3月4日(土) ホークス4-9スワローズ 鹿児島・鴨池

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今季最初のオープン戦の舞台は鹿児島だった。

この日のホークスはビジター。先発マウンドには松坂大輔投手が上がった。

松坂投手は初回に失策がらみで失点して3イニング目にはソロ本塁打を浴びたものの、全体的にはまとまった内容で予定の3回(2失点)を投げ切った。2番手の笠原大芽投手は最初の回を3者連続三振で立ち上がったが、自身2イニング目に6点を失う悔しい登板になった。

打線は2回、地元ゆかりのコンビで得点して球場を沸かせた。1アウト二、三塁から鹿児島生まれの鶴岡慎也選手がセンターへ鋭い当たりの犠牲フライ。続く鹿児島実業高校出身の本多雄一選手はライトへしぶとく運ぶタイムリーを放ちご当地選手2人で一時逆転に成功した。

本多選手は「鹿児島は僕の第2の故郷。ここでやることで原点に帰れる」と話した。

また、終盤にも意地を見せた。8回表に代打・釜元豪選手と川島慶三選手の連続二塁打で反撃すると、9回には高谷裕亮選手の二塁打などで拡がったチャンスから長谷川勇也選手の内野ゴロの間にもう1点を返した。

ホークスは鹿児島にペナントレースでまた帰ってくる。4月16日(日)のバファローズ戦はホークス主催の公式戦で行われる。鶴岡選手は「しっかりとアピールして、結果も残して鹿児島での公式戦でもスタメンで出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

2017年3月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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