2022/12/27 (火)
選手

ホークスジュニア帆足監督、決勝T進出へあきらめない「反省して、切り替える」

球界の一年の締めくくりに恒例となった「NPB12球団ジュニアトーナメント2022 KONAMI CUP」が神宮球場と横浜スタジアムを舞台に、12月27日(火)に開幕しました。
福岡ソフトバンクホークスジュニアは大会初日、横浜スタジアムで阪神タイガースジュニアと対戦しました。

1 2 3 4 5 6 R
1 0 0 0 1 0 2
0 4 0 0 0 X 4

戦評

初回に幸先よく先制した。1番・東選手の中前打と盗塁から2アウト三塁として、4番・大庭選手が左前タイムリーを放った。
しかし、二回裏に落とし穴が待っていた。初回は快調だった先発・古賀投手がノーアウト満塁のピンチを背負った。2アウトまでこぎつけたところで、帆足監督は2番手・山崎投手にスイッチ。だが、その直後にタイガースジュニアの中谷選手にまさかの逆転満塁ホームランを浴びた。
ホークスジュニアは三、四回も走者を出したが、無得点。それでも五回表、四球で出塁した東選手が盗塁と相手ミスで三塁まで進みチャンスメイク。ここで2番・徳重選手が中前タイムリーを放って1点を返した。だが、反撃もここまでだった。
今大会はTQB(得失点率)によるワイルドカード方式が採用されており、大会2日目の結果次第で決勝トーナメント進出の可能性が残されている。

コメント

帆足和幸監督

――振り返って。

「選手たちはよく頑張ってくれました。しっかり先制点を取ってくれたし。逆転満塁弾は痛かったけど、投手が代わった初球からしっかり打ってくる相手の中谷選手がすごかった。あの場面でボール球から入れというのも酷。相手が良かった」

――先制タイムリーの大庭選手はどんな選手?

「天才です。自分でもそう言っているし(笑)。だからこちらも信頼して起用しています。打席での雰囲気、ボールの待ち方も素晴らしい。ボールをとらえる能力もある。今の課題は守備ですね」

――あすへ

「今日の反省はしっかりしないと、子供たちも成長しない。だけど切り替えてやるだけ」

大庭章生選手(4番で先制打を含む2安打)

――見事な先制打でした。

「先制打は、外角をキレイに打ち返せたと思います。もともと広角に打つのは得意です。4番なので、チームのために打たなきゃいけないという気持ちは強かったです。横浜スタジアムでプレー出来て嬉しかったです。プロが使う球場だし、オリンピックも見ていたので」

――塁上で熱男ポーズを決めていた。

「この本大会から、チームで決めていました。ヒットなら小さく熱男、ホームランを打ったら目一杯熱男をしようと」

――好きな選手は?

「柳田選手です。ホームランを打つところが好きです」

東幸蔵選手(2安打2盗塁の活躍)

――横浜スタジアムでプレーして。

「広かったし、練習の時からフワフワした気持ちでした。だけど、いつも通りのプレーが出来たと思います」

――アピールポイントは?

「1球目から勝負できるところ、足もチームで一番速いです」

――ホークスジュニアに入るきっかけは?

「小学校3年生の頃に父にこのチームのことを教えてもらって、6年生になったら絶対に選ばれるんだという気持ちで頑張ってきました」

――憧れの選手は?

「柳田選手です。長打を打つところです」

球場へ飛び出すナイン
熱男ポーズを決める、先制打の大庭選手
先制ホームを踏んで、ベンチに戻ってきた東選手
先発した古賀投手
追撃タイムリーの徳重選手、一塁でガッツポーズ

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