ここ5戦で4度延長戦を戦う激闘続き。あの松田選手の打球が…。秋山幸二監督いわく「あと3センチだったな」。それは勝利までの距離――。しかし、終わったことを振り返ってばかりいても仕方ありません。ホークスは常に前を向き戦っています。

「日本生命セ・パ交流戦」は次カードの6月3日（火）からのジャイアンツ戦（ヤフオクドーム）で対戦が一巡します。ここまで4勝4敗2分。それでも交流戦順位表を見れば、首位までわずか1ゲーム差という混戦模様です。交流戦連覇はまだ十分に可能です。そして、現在交流戦でトップに立つのがジャイアンツ。地元ヤフオクドームでの2連戦でしっかり連勝して、浮上の大きなきっかけにしたいところです。

6日（金）からは対戦が2巡目。カープ、タイガースとビジターで2連戦ずつを戦います。ホームで戦ったカープ戦はホークスが2連勝。6対3で勝利した初戦は柳田悠岐選手が4安打2打点3盗塁の大活躍。2対1で競り勝った2戦目は1番に座った明石健志選手が3安打でチャンスメイクし、今宮健太選手が2本のタイムリーを放って期待に応えました。また、サファテ投手が2試合連続でセーブをマークして、史上3人目の12球団セーブを達成しました。タイガース戦は1勝1敗。4対2で勝った初戦は李大浩選手に逆転3ランが飛び出し、その直後には五十嵐亮太投手が1死満塁から連続三振でピンチを切り抜けるなど、スタンドを熱くさせる展開を制した価値ある1勝でした。

また、1軍が遠征中の6月7日（土）には、今年2度目の「若鷹応援スペシャルデー　inガンレクフェスタ」が開催されます。当日雁の巣球場で行われるウエスタン・リーグ公式戦、カープ戦が対象です。当日試合観戦にはチケットが必要となり、来場者全員にはオリジナルタオルがプレゼントされます。さらに充実のファンサービス、当日参加OKのアトラクションなどもあります。未来のスターを是非その目で確かめてください。