【7月6日（日）　ホークス5－1イーグルス　ヤフオクドーム】

キタ！ついに奪首だ！7月6日（日）のイーグルス戦（ヤフオクドーム）に快勝し、5月16日（金）以来のパ・リーグ首位に返り咲きました。

ヤフオクドームに鳴り響いた勝利の花火。思わず仰け反って驚く姿には初々しさすら感じられました。東浜巨投手が6回1失点の力投で今季2勝目。ついに初めてヤフオクドームのお立ち台に上がりました。1週間前に今季初勝利を飾った右腕。前回同様に初回から力を込めたピッチングを見せました。初回2人目の打者には146キロをマーク。スライダー、ツーシームにもキレがありました。ただ、2回を除いて毎回走者を背負う苦しい内容でしたが、そこは「10安打を浴びても完封するのが僕の持ち味」と話すように粘り強さを発揮。3回の満塁のピンチでは相手5番のボウカー選手から三振を奪い、4回からの3イニングはいずれも先頭に出塁を許すも最小限の失点に食い止めました。「昨日少し嫌な負け方をしたので、初回から丁寧に投げていこうと思いました。味方が点を取ってくれたのでより丁寧に投げることが出来ました。少し球数が多くなり（115球）6イニングしか投げられなかったので、次回は7回、8回と投げられるように頑張りたいです」とお立ち台の上からファンの皆さんに誓いました。

そして、もう1人ホークスに入ってヤフオクドームのお立ち台に初めて立ったのが吉村裕基選手。前日の4打数4安打の活躍に続き、この日はチーム3点目となる貴重なタイムリーヒットを放って勝利に貢献しました。「たくさんのファンの皆さんの前でこの場に立つことが出来て感謝しています。（タイムリーは）豪快なスイングではなくて恥ずかしいけど、1点が入って良かったと思います」と笑顔を浮かべました。

さらに、先制の2点タイムリーを放った中村晃選手もお立ち台に上がりました。中村選手はこの日で18試合連続ヒットと自己記録を更新中。「1番バッターとして塁に出ることが大切だと考えているので、フォアボールでもとにかく塁に出ることを心がけてやっています」とさらなる活躍へ思いを強くしていました。