7月11日(金)、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる6月度「スカパー!サヨナラ賞」を受賞選手が発表され、パ・リーグ部門で今宮健太選手が選ばれました。今宮選手は初受賞になります。
対象となったのは6月12日(木)のドラゴンズ戦(ヤフオクドーム)、球界を代表する守護神から放った起死回生の劇的打です。この日は0対3の劣勢のまま9回へ突入。相手マウンドには岩瀬投手が上がりましたが、ホークス打線が猛反撃。1番・中村晃選手がレフト線へ2点二塁打を放ち、なお2死二、三塁で今宮選手がレフトの頭を越えて行く逆転サヨナラ2点タイムリーを放ちました。
受賞会見で当日のことを訊かれた今宮選手は「つないで、つないで僕に回ってきた。すごく緊張したのを覚えています」と振り返り、「でも、(サヨナラヒットを打つ1球前に)自打球を当てたことで、少し間が空いた。それでリラックスできたことが大きかった」と話しました。
今季はこの一打を含めて2度、プロ通算で3度(過去2度は2013年7月14日、2014年4月3日)のサヨナラ打を放つ勝負強いバッターです。「一打サヨナラの場面でのヤフオクドームのボルテージはすごいです。ただ最近は楽しくワクワクした気持ちで打席に入ることが出来ています。チャンスに回ってこいと思っています」と勝負強さの秘訣も明かしました。
2014年7月11日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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