2014/08/13 (水)
選手

金子選手がプロ11年で初! 鮮やか逆転9連勝

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【8月12日(火) ホークス2-1イーグルス 熊本・藤崎台】

火の国にふさわしい熱戦を制して鮮やか9連勝。この日も“日替わりヒーロー”が誕生しました。

プロ11年目での初体験。金子圭輔選手がやりました! 0対1で迎えた6回裏2アウト一、三塁の場面。それまで打ちあぐねていた相手先発の辛島投手からようやくチャンスを作った場面で打席に入りました。「つなぐ気持ちでした」。執念が、驚異の粘りを生みました。4球目の直球を空振りして2ボール2ストライクと追い込まれましたが、そこからチェンジアップ、直球、チェンジアップと立て続けにファウル。1球ごとに球場がどよめき、歓声も大きくなっていきました。さらに3球粘ってフルカウントとして、勝負は11球目、チェンジアップに食らいつき左中間へぽとりと落ちる逆転2点二塁打を放ちました。「粘っている中で感じがつかめてきました」。これが殊勲の決勝打となりました。

今季の金子選手はシーズン序盤こそファームで過ごしましたが、松田宣浩選手や本多雄一選手の負傷の穴を埋めるべく1軍に昇格すると、そのチャンスをがっちりモノにしました。現在9戦連続で出場中。うち7試合で安打を放っています。3日(日)のファイターズ戦(札幌ドーム)でも大谷投手から先制打を放ってチームの勝利に貢献しました。昨季は自己最多の59試合に出場し打率.325をマーク。そして今季は20戦で打率.323と健闘を見せています。

試合後はもちろんヒーローインタビュー。実はプロ11年目にして初めてのお立ち台でした。インタビュアーに感想を訊かれると「気持ちいいです」と少し照れくさそうに声を上げました。それでも内心はニコニコ。「プロになったら一度は立ちたいと思っていました」。念願が叶った熊本の夜となりました。

「本当に素晴らしいバッティング。興奮したよ」とこちらも満面の笑顔を浮かべたのはスタンリッジ投手。ゴロを打たせる持ち味を発揮した投球で8回1失点の好投。自身4年ぶり2度目の10勝目を手にして「ヒサシブリね~」とお立ち台では日本語で喜びました。また、抑えのサファテ投手は30セーブ目をマークしました。

2014年8月13日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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