2014/10/02 (木)
選手

地元福岡で悲願の3年ぶりリーグV決めた!

秋山監督、松田選手歓喜のビールかけ!今年は松田選手が音頭!

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パシフィック リーグ優勝
優勝ビールかけ

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松田宣浩選手会長が「(会長に就任して)キャンプ初日から12球団で一番明るく、元気に野球をするというスタイルを目標にしてきました。元気を出して頑張れた」と話す今季のホークス。3年ぶりの、待ちに待ったリーグ優勝のビールかけも当然のように大いに盛り上がりました。

会場に監督やコーチ、選手、スタッフらが集合すると、壇上ではまず後藤芳光球団社長兼オーナー代行が挨拶し、続いて王貞治球団会長がマイクの前に立ちました。「2月1日からのしんどい練習を乗り越えて、今日を迎えることが出来た。今、皆と同じTシャツを着ていられることを誇りに感じます」と話すと、選手たちからは大きな歓声が沸き起こりました。そして秋山幸二監督も「144試合を全力で戦った。プレッシャーはあったが、一皮むけて、CSも勝ち抜いていこう」と挨拶しました。

乾杯の発声はもちろん松田選手会長。「俺が」という発声に続いて、全員が「やる!」と2回絶叫し、3度目の「俺たちが」と松田選手の掛け声に続いて「やった!」という声とともにビールかけがスタートしました。

ビール3000本、コーラ400本などが一気に噴き出され、約20分ですべて空っぽに。この瞬間のために戦ってきた選手たちは心から喜びの声を上げながら互いの健闘をたたえ合いました。

秋山監督、松田選手、五十嵐投手が優勝共同会見で喜びを語りました

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パシフィック リーグ優勝
共同記者会見

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ヤフオクドームのプレスカンファレンスルームにて優勝共同会見が行われ、秋山幸二監督、松田宣浩選手会長、五十嵐亮太投手の3名が出席しました。

はじめにマイクを握った秋山監督は、7度宙に舞った胴上げの瞬間を振り返りましたが、「あんまり覚えてないですね(笑)。だけど気持ちよかったです」と話しました。また、胴上げの前には選手、スタッフ1人1人と熱い抱擁を交わしたことについては「今日のプレッシャーは僕も初めて味わった、半端じゃないプレッシャーでした。その中で勝ち取った優勝。本当に嬉しかったです」と笑顔を浮かべました。

また、優勝の要因については「みんなのチカラと思います。故障者も出ましたが、それを補ってくれる選手もいた。チーム力が一番です。開幕の1試合目から、毎試合全力で、1試合1試合を積み上げてきた結果だと思います」と話し、「先発投手も新しく加わったメンバーと今までのメンバー頑張ってくれた。大隣がここ一番でやってくれたのは本当に嬉しかったし、リリーフ陣もプレッシャーのある中で力を出してくれた。やはりチーム力ですね」と分析。打撃陣についても「李大浩が入ってきまして、4番を144試合任せられた。彼の存在も大きかったが、選手個人個人が自分の持ち場でしっかりやってくれた」と話し、「何より成長を感じたのは今日の試合。このプレッシャーの中で勝てた。これから先の野球人生にプラスになると思う」と若鷹たちの更なる飛躍を確信しているようでした。

そして、優勝決定の劇的サヨナラ打を放った松田選手は、その瞬間を「あの場面は、今年チームで全員でやって来た練習とか、なかなか勝てなかった時期のこととか、色々なことを思いながら選手全員の気持ちをぶつけました。だから勝てたと思いますし、本当に嬉しいです」と振り返りました。また、秋山監督、孫正義オーナーに続いての胴上げに「人生初めて胴上げしてもらったけど、最高の気分だった」と笑顔を浮かべました。今季は選手会長に就任して最初のシーズン。途中で怪我の離脱もありましたが、「個人の結果も大事だけど、選手会長として今年はチームの勝利を第一に考えていた。特に怪我から復帰して以降はそうだった。優勝できてよかったです」とホッとした表情も見せていました。

セットアッパーとしてリリーフ陣の軸として大活躍だった五十嵐投手は「去年CSに出られなかった悔しさをずっと持ち続けて今シーズンは戦っていました。だから喜びよりも安心感が強いですね」と話しました。チームを支えた投手陣については「怪我人も出ましたが、その空いたスペースに『俺が入ってくるんだ』という気持ちで選手が戦っていました。森がそうですね。チーム内での競争がいい意味で出来たと思います」と頼もしい言葉も飛び出しました。その一方でシーズン最終盤に苦しんだことを課題としながらも、「今日の勝ちをきっかけに、また違った野球が出来ることを期待している。僕自身のピッチングもそうです。今後のソフトバンクの野球を、ファンの皆さんには期待して見てほしいと思います」と力強く話しました。

秋山監督、優勝インタビュー「幸せです!」

優勝決定後のグラウンドでは、秋山幸二監督への優勝監督インタビューが行われました。

3年前のリーグ優勝の時とは違い、涙の胴上げとなった秋山監督は「幸せです」とまずひと言。最後は苦しみを乗り越えて勝ちとった栄冠に「選手のみんな、そしてファンの皆さんが一番苦しんだと思います。優勝できてよかったです」と声を震わせました。

シーズン最終戦で勝てば優勝という大一番。「僕自身、現役時代も指導者になってからも1回も味わったことのない試合でした。どれくらい重たいプレッシャーか、選手たちも味わったと思います。最後はマッチの元気、その前のつなぎ、そして全員のチカラで勝ちとった優勝です。裏方、球団、会社(ソフトバンクグループ)みんなが一緒になって掴んだ勝利です」と声を上げ、「ファンの皆さんの熱い声援が後押ししてくれました。(ファンの皆さんへ)おめでとうございます」と感謝の思いを口にしました。

次なる目標はクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズへ進出。そして日本一まで駆け上がることです。「まだまだひと山、ふた山あります。最後まで日本一を目標に一歩ずつ前進して頑張っていきたいと思います」と、こちらも3年ぶりとなる日本一達成をファンの皆さんに約束しました。

地元福岡で悲願の3年ぶりリーグV決めた!

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ヤフオクドームが溢れんばかりの歓喜、大きな感動に包まれました。10月2日(木)のバファローズ戦を2対1で勝利し、3年ぶり18回目(前身球団時代も含む)のパ・リーグ優勝を果たしました。

歓喜の瞬間は劇的なサヨナラ劇でした。松田選手が優勝を決めるサヨナラの一打。その瞬間、ホークスナインがベンチから飛び出し、そして秋山幸二監督が華麗に宙を舞いました。

今季144試合目、レギュラーシーズン最終戦で達成した悲願のリーグ優勝でした。地元ヤフオクドームでのリーグ優勝達成は、福岡ダイエー時代の2000年以来、福岡ソフトバンクホークスとしては初めてでした。

しかし、今年の戦いはまだ終わっていません。10月15日(水)からはじまるクライマックスシリーズ・ファイナルステージを勝ち抜き、日本一を達成した時に「俺がやる。」は完結を迎えます。2014年の熱い戦いは、まだこれからも続きます。

2014年10月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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