千葉でのマリーンズ戦に連勝し貯金は今季最多の22。球宴まで残り2試合です。その2戦が2位・ファイターズとの上位対決。すでに首位ターンは確定させていますが、現在の「3.5」ゲーム差をさらに広げて、独走態勢を決めて後半戦へ弾みをつけたいところです。

ファイターズ戦は今季6勝4敗。現在ホークスが4連勝中です。前回カードは6月19日（金）～21日（日）、交流戦後のリーグ再開最初の3連戦で対戦しました。初戦で吉村裕基選手が劇的なサヨナラ安打を放ち勝利を決めると、2戦目は11対1の圧勝。3戦目はラッキーセブンの7回裏に一挙4得点の逆転勝利という、どれも印象深い勝利でした。

14日（火）の初戦はチームトップタイの7勝をマークしている武田翔太投手が先発します。ファイターズ戦でも今季1勝（0敗）をマーク。勝てば、プロ1年目の自己最多8勝に並びます。「今季はローテを守り抜く」と宣言する右腕。自身初の2桁勝利に向けて、まずは「己越え」への挑戦です。前半戦を締めくくる第2戦はバンデンハーク投手が登板予定。3勝負けなしの右腕で連勝ターンを狙いに行きます。

打線では内川聖一選手に期待。このところ調子が上がっていませんが、ファイターズ戦は打率.361、1本塁打、7打点とよく打っており、復調のきっかけにしたいところ。また、マリーンズ戦では川島慶三選手や本多雄一選手がヒーローになるなど、どこからでも得点できるのがホークス打線の最大の強み。隙を見せない猛攻で投手陣をしっかり援護したいところです。

そして、ファイターズ戦が終われば、プロ野球の夢の球宴「マツダオールスターゲーム2015」が17日（金）に東京ドーム、18日（土）にマツダスタジアムで行われます。

ホークスからは武田投手、バリオス投手、今宮健太選手、松田宣浩選手、柳田悠岐選手の5名が出場します。そして全パの指揮をとるのは工藤公康監督です。

また、16日（木）には未来のスター候補が集う「フレッシュオールスターゲーム2015」（倉敷マスカット）も開催されます。