2015年シーズンの守備のスペシャリストに贈られる「第44回三井ゴールデングラブ賞」の受賞選手が発表され、パ・リーグ三塁手部門で松田宣浩選手、パ・リーグ遊撃手部門で今宮健太選手、パ・リーグ外野手部門で柳田悠岐選手が選出されました。松田選手は3年連続4回目、今宮選手は3年連続3回目、柳田選手は2年連続2回目となりました。
松田選手は今季フルイニング出場を果たし、三塁手としての守備率.976はリーグ1位。強肩を生かした鋭いスローイングでもチームを何度も助けました。
今宮選手はやはり身体能力の高さを生かしたスーパープレーが持ち味。球際の強さ、さらに「見せ場」である三遊間の深いゴロでもしっかりアウトにするプレーは、12球団を見渡しても今宮選手だけにしか出来ない「プロの技」。そんなプレーで何度もチームに貢献しました。
柳田選手は俊足強肩のセンターとして守備でも存在感を発揮しました。「トリプルスリー」に加え、守備でも手にしたこの栄誉。まさに「走攻守」のすべてで、日本一の原動力となった証です。
以下、選手コメント。
松田選手
まずは鳥越(内野守備走塁)コーチに感謝です。野球は打つだけではなく守備も大切。年々、そのことを感じ、興味も強くなってきました。そういった中で、この賞を(3年)続けて頂けることは本当にうれしいですし、一層、励みになります。また、全試合に出場できた中での受賞も、うれしいことです。
今宮選手
三井ゴールデングラブ賞は、今季の目標の一つでもありましたし、3年連続の受賞ということで本当に嬉しく思います。ただし、自分としては、今期は十分満足のいく成績でなかったこともあり、今年の受賞を励みにして、この賞に相応しい成績を残せるようにしっかりと練習し、来年も受賞できるよう頑張りたいと思います。
柳田選手
トリプルスリーが注目されている中で、このような賞を2年連続でいただけた事を嬉しく思います。この賞に恥じない様に3年、4年と連続受賞できるように努力していきたいです。 2015年11月11日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
選手一覧へ戻る