多村仁選手が5月8日（金）のウエスタン・リーグのドラゴンズ戦（雁の巣）で41日ぶりに試合に出場しました。
多村選手は3月25日（水）のオープン戦（タイガース戦＝ヤフードーム）で帰塁した際に右肩を負傷。以来リハビリに励んできました。

この日は「3番レフト」でスタメン出場。相手先発は1軍で通算204勝の実績を持つ山本昌投手。実は多村選手のプロ初打席の相手でした。
「久々の実戦で（相手が）大投手。気持ちも入ったし、いい緊張感でした」。
2度の打席の結果は一飛と三ゴロ併殺打。「ファンの方も多かったし、王会長も（視察に）来られているのが分かっていたので、いいところを見せようと力んでしまいました」と苦笑いを浮かべましたが、この日テーマに掲げていた「フルスイングすること」を実践した力強いスイングを見せました。
あと気になるのは試合勘。「ボールはよく見えた。もっと実戦を重ねて早くフル出場できるようになって、いつ1軍に呼ばれてもいいような状態に上げていきたい」と話していました。