今季初の5連勝で交流戦首位独走中。パ・リーグでも22勝20敗2分の3位となり、2位のイーグルスには1ゲーム差にまで迫っています。首位のファイターズも3.5差。頂上もはっきりと見えてきました。
投打のバランスががっちりと噛み合っています。それを表すかのように5連勝のうち3つが1点差試合。接戦をモノにするのは強さの表れです。
今週は5月27日（水）からジャイアンツと2連戦（東京ドーム）、30日（土）からはドラゴンズを本拠地ヤフードームに迎えての2連戦になります。

東京ドームでのジャイアンツ戦といえば、昨季の交流戦で優勝を決めたのがそれでした。王貞治監督（当時）やホークスナインとスタンドが一体となり万歳三唱をした姿は昨季の名シーンのひとつです。
その優勝決定戦で先発したのが和田毅投手でした。ローテーション通りにいけば、この2連戦で登板する可能性があります。昨季は8回途中まで投げて2失点と好投。小笠原選手やラミレス選手には安打を許しませんでした。逆に阿部選手には2打数2安打1本塁打を打たれているので注意が必要です。
また、打撃陣では川崎宗則選手の.421を筆頭に、最近調子を上げてきた本多雄一選手（.364）や松中信彦選手（.333）も好相性。昨季は3勝1敗と勝ち越した相手。敵地での試合ですが、強気で連勝街道を突っ走ることでしょう。

ドラゴンズ戦には大隣憲司投手の登板が濃厚です。プロ入り以来交流戦は6連勝。24日（月）のスワローズ戦（神宮）では今季最長の7回3分の0を投げて2勝目をマークしています。また、打撃陣では小久保裕紀選手が昨季2本塁打。一昨年の同カードでも満塁本塁打を放つなど、「竜キラー」ぶりを今季も発揮できるか。