9泊10日の長い遠征を終えたホークス。8月18日(火)からはヤフードームでの6連戦に臨みます。今週はペナントの行方を左右する大事な1週間です。まずはライオンズと3連戦、そして週末はファイターズとの首位攻防3連戦です。
長期ロードは4勝5敗と負け越してしまいましたが、今後への期待が膨らむ「猛打ショー」が幾つもありました。13日(木)のイーグルス戦(Kスタ宮城)では今季最多の19安打、今季最多タイの15得点で大勝。さらに、16日(日)のバファローズ戦(京セラドーム)では松中信彦選手が今季チーム初となる満塁本塁打を放ちました。また、この一発は今季20本目。松中選手自身2年連続9度目の20本塁打をクリアしました。
今季の試合数も100を越えて、どのチームも投手陣に疲れが見えてくる頃です。今後、大型連勝で波に乗るには打線の爆発は欠かせません。特に今週の上位チームとの直接対決で連勝すれば、間違いなくチームは波に乗ります。
打撃陣でライオンズ戦に強いのはオーティズ選手。打率.400、4本塁打、10打点の成績を残しています。8月11日(火)の1軍復帰から5試合は17打数1安打と実戦勘を取り戻すのに苦労しましたが、6試合目となった16日(日)の試合では4打数2安打の活躍。前半戦のチームを引っ張った強打者の復調は頼もしい限りです。
ファイターズ戦では松中選手に注目。ファイターズ戦での8本塁打、15打点はチーム断トツのトップ。「天敵」のダルビッシュ投手からも2本塁打を放っています。
首位までは7ゲーム差ありますが、これもこの1ヶ月間で広げられた差です。ペナントレースは残り1ヶ月半。逆転のチャンスはまだ十分に残されています。
2009年8月18日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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