2009/09/04 (金)
選手

大場投手が今季初勝利。笑顔の中にある本音とは……

大場翔太投手01
大場翔太投手02
「ジンクス」を乗り越えました。9月3日(木)のバファローズ戦(ヤフードーム)。これまでの対戦で今季9勝をマークしていましたが、勝利試合はすべて2失点以内という不思議なデータがありました。
この日、先発の大隣憲司投手が「調子は悪くなかったんですが、警戒し過ぎた」と序盤からボール先行の苦しい投球。2回に2点を失うと、3回にも失点。禁断の“3点目”を失ってしまいました。

秋山幸二監督は4回から2番手として大場翔太投手を送ります。すると、その回を13球で3者凡退に打ち取る好投。嫌な流れを完全に断ち切りました。その裏に田上秀則選手の20号3ランが飛び出し同点。さらに、5回裏にはオーティズ選手の犠飛が飛び出し逆転に成功しました。
これで大場投手は「今季初白星」の権利を得ます。今季は9度先発。7月10日(金)のイーグルス戦(ヤフードーム)では7回途中までを無失点、8月27日(木)のマリーンズ戦(千葉マリン)でも7回2失点など好投した試合もありましたが、勝ち星には恵まれませんでした。「念願」はすぐ目の前にあります。それでも大場投手は「1人1人丁寧に投げることだけを考えた」と欲を出さずに投げ続けました。捕手の田上選手も「これまでは力んでボールが浮くことがあった。自分で変わらなきゃという意図が伝わってくる投球だった」と振り返りました。
7回までの4イニングを投げて被安打1の無失点。最速148km/hの直球を武器に力強い投球で6三振を奪いました。終盤は攝津正投手と馬原孝浩投手の必勝リレーで逃げ切り、大場投手は見事に今季初勝利を手にしました。

今季初のお立ち台にも上がり「素直に嬉しいです」と笑顔。「久しぶりだったので緊張で喋れませんでした」と照れ笑いも見せました。
しかし、心の底では葛藤もあります。
「僕は先発として期待されて、それに応えることができませんでした。残り試合は少ないですが、チャンスをもらえれば先発で結果を出したい」。

一昨年秋のドラフトでは6球団が1位指名した「鉄腕」。その能力は確かです。この白星が、大場投手を飛躍させるキッカケになることを願わずにはいられません。

2009年9月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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