「混パ」のまま残り試合は1ケタになりました。今週は運命の1週間。9月29日（火）からはイーグルスとの4連戦（Kスタ宮城）、10月4日（日）にはファイターズ（札幌ドーム）との首位攻防戦。レギュラーシーズンの行方はこの5試合で決着するでしょう。

逆転優勝のために、そして良い形でポストシーズンにつなげるためにも連戦連勝を飾りたいホークス。初戦の予告先発は和田毅投手です。今季3勝5敗の左腕ですが、ここ2試合は中継ぎで登板して好投しました。秋山幸二監督は復調と実績の両方に信頼を寄せてマウンドに送りだします。また、2戦目以降には2年目の岩崎翔投手が登板することが濃厚です。9月28日（月）から1軍に合流し、気持ち良く汗を流していました。
打撃陣では多村仁志選手に注目。イーグルス戦は打率.486、3本塁打、11打点と大当たり。さらに、相手主戦の岩隈投手に対しては.500、永井投手には.444、田中投手には.333と先発陣から良く打っているのが特徴です。

10月4日（日）はファイターズ戦（札幌ドーム）。9月25日（金）からヤフードームで戦った3連戦では1勝1敗1分の結果でしたが、今季の勝ち越しを決めている相手（あと1戦を残して12勝10敗1分）です。先発は大隣憲司投手が有力か。9月27日（日）の対戦では9回途中まで2失点に抑える好投。ファイターズ戦では今季3勝をマークしています。「連打さえ打たれないように注意すれば」と自信も深めています。この試合を勝たなければ逆転優勝はありません。

今週はすべての試合が“決戦”です。見逃せません。